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(朝鮮民主主義人民共和国・朝鮮中央通信発表の軍事論評 5月25日)

http://www.kcna.co.jp/index-k.htm

 

 

 

軍事論評員 ≪北魚雷攻撃説≫の真相を論ずる

 

 

 

(ピョンヤン5月25日発、朝鮮中央通信)

南朝鮮逆賊徒党が捏造した、≪北魚雷攻撃説≫の真相を論じる、次のような軍事論評員の文が25日発表された。

 

  

 

(本文)

 

朝鮮民主主義人民共和国国防委員会代弁人は、リ・ミョンパク(李明博)逆賊徒党が傀儡海軍艦船≪チョンアン(天安)≫号に対する≪北魚雷攻撃説≫を捏造し、これを口実に、我々に対する分別なき行動を強行しようと画策している事と関連し、わが軍隊と人民の原則的立場を、内外に厳粛に明らかにした。

 

そして、逆賊徒党が≪チョンアン(天安)≫号が我々の魚雷攻撃で沈没されたと宣布したことから、それに対する物証を直接検閲確認する為、国防委員会検閲団を南朝鮮現地に派遣する事にしたと言う事も明らかにした。

 

しかし、後を心配した逆賊徒党は、前後が合わない言葉だけ、あれこれ言い加減に話しながら、我が検閲団の現地検閲確認を必死で反対することに乗り出している。

 

我々は初めから、荒唐無稽である事この上ない、逆賊徒党の反共和国謀略説に対し、敢えて論議する一顧の必要もなかったのだ。

 

しかし逆賊徒党が、全世界が共感する我々の正当な要求さえ拒否した事から、やむなく、今回の事件の真相を暴かざるを得ない事となった。

 

 

 

①、≪北魚雷攻撃説≫は、逆賊徒党がでっち上げた荒唐無稽な捏造説だ

 

 

去る3月26日夜9時、朝鮮西海ペンリョン島とテチョン島近海では、傀儡海軍艦船≪チョンアン(天安)≫号が、原因不明で眞二つになって沈没したと言う、悲劇的な事件が発生した。

 

その時から、50余日が過ぎた5月20日、逆賊徒党は、その所謂≪合同調査結果報告≫と言うものを通して、≪チョンアン≫号が我々の魚雷攻撃によって沈没されたと言う、所謂≪北魚雷攻撃説≫を世上に公布した。

 

≪北魚雷攻撃説≫は、艦船沈没事件発生初期から、それを我々と無理に関連させ、逆賊徒党がでっち上げた荒唐無稽な捏造説だ。

 

今まで、逆賊徒党の操縦の下に≪合同調査団≫が公開した様々な≪物証≫が、それを語ってくれている。

 

それでは、沈没艦船の煙突と船体切断面で検出したと言う≪物証≫の、≪微量の火薬成分≫から見る事としよう。

 

逆賊徒党は、検出された≪微量の化学成分≫が、威力が強い高性能爆薬RDXと言うものと確認されるが、この火薬が、魚雷で使用されるものである為に、今回の艦船沈没が、北の魚雷攻撃により引き起こされたと断定した。

 

RDXは、白色の結晶性、非水容性の強力爆薬として今日の世界のあらゆる国の軍隊、また工業分野で、普遍的に使用されている。この点では、南朝鮮も例外ではない。

 

この様な、高性能爆薬・RDXが使用されたとし、それを我々の魚雷と連関させる事自体が、ごり押しであり、艦船沈没原因をそれと直結させる事は、さらに根拠のない事に違いない。

 

事実、火薬成分を沈没船体と煙突から≪検出≫したと言うそれ自体も、納得するのは難しい。激しい潮流と濃い塩度の中の海に、1日、2日でも無く、数十日間も水蔵されていた船体と煙突で、火薬成分を検出したと言う事も、またそうだとしても、生存者達が艦船沈没当時、その如何なる火薬の臭いも、感じる事が出来なかったと語った事や、漁民たちが、沈没現場に高性能火薬爆発で死んだ一匹の魚も、人工魚礁も浮かばなかったと証言した事等は、人々の疑惑を掻き立てるにしても余りある。

 

艦船が沈没された海域では、傀儡海軍と海兵隊の≪K-9≫と≪KH-179≫曲射砲等の実弾射撃が、随時に進行されている。

 

傀儡の≪民軍合同調査団≫の、或る調査成員は、固定的な砲射撃区域の所為で海の中で火薬の痕跡が出て来る事が出来るのか分らないし、≪艦船が直撃弾≫に当った事も無く、6~9m下の水中で爆発が起き、船が眞っ二つに折れたなら、甲板上にある煙突や、船体切断面で火薬の痕跡が出てきたと言う事は、話にならないと語った。

 

彼は、その部位で火薬を採取する程度なら、船体底面は少なくとも、≪爆薬で漆甲(状態)になるはず≫と、語った。

 

逆賊徒党は、この≪微量の火薬成分≫が≪北のもの≫と言う発表が信じられないので、それを、現在傀儡軍が使用する火薬と比較して見たのか、と言う質問に口が塞がって戦々恐々するが、≪指紋≫の比喩を喋りまくって≪北の物≫だと、無酌定に言い張ったが、専門家達が批評した様に≪百億分の1㌘と言う極微量の火薬成分≫の分析に、どんな信憑性があるのか。

 

こんな事で、反北対決と謀略に及んでも、卑怯で見苦しいと言うものだ。

 

逆賊徒党は、事件発生初期から沈没場所500m水域を、言葉通り櫛で梳(す)くように、隅々までくまなく探し、≪残骸物収集≫の遊びを繰り広げた。

 

多くの時間が流れた後に、傀儡達は、急に事件原因究明に切実な、≪合金の欠けら≫等を手に入れたと公開した。

 

その≪合金のかけら≫は、魚雷の外皮を構成する、アルミニュームとマグネシュームで構成された合金と分析されたが、≪7年前に手に入れた北の訓練用魚雷≫の材質と一致し、それが究極には≪北の魚雷攻撃≫を立証する≪物証≫となるとした。

 

皆が理解する様に、アルミニュームやマグネシュームの利用分野は、多様だ。この金属体は、沈没された傀儡海軍艦船の建造でも利用された。

 

この様な≪合金のかけら≫等が、他でもなく≪北のもの≫として確定されたのだ。

 

逆賊徒党が5月20日、調査結果発表を前にして、沈没海域で≪思いがけなく、収集≫し、決定的≪物証≫として公開した、1.5㍍の魚雷の後ろ部分の胴体も疑問だらけだ。

 

その胴体には、5個の順回転、また逆回転のプロペラと推進発動機、操縦装置、駆動軸が完全な状態で取り付けてあるが、大きさと模様、構成が、≪北の輸出用≫の武器小冊子に掲載された、CHT―02D魚雷設計図面と全く同じものとし、それが、艦を沈没させた我々の魚雷の残骸だと言うのだ。

 

はたして、ここに妥当性があるのか?と言うことだ。

 

ともかく、数百トンもある≪チョンアン≫号の艦首と艦尾も、元の場所にある事が出来ず、西海の激しい潮流に押し流されて行って、失踪者6名の死体も終始捜す事が出来ず≪未発見者≫として処理した場所に、魚雷推進体が50余日間もひとつの場所に持ちこたえていたと言う事や、また、極小形の破片まで探しだした先端探知手段を装備した米軍、南朝鮮の数十隻の艦船が、かじりついて50余日が過ぎるまで探す事が出来なかった1.5㍍の大きさの魚雷推進体を、単なる民間の漁船が急に現れ、魚網で引き揚げたと言うのは、イソップの寓話でも見る事が出来る喜劇的な話ではないか。

 

逆賊徒党が、≪民間船舶による収集≫を合理化しようと、≪証拠写真≫まで公開したが、むしろそれが、すでに作り上げた脚本に過ぎなかったと言う事を暴露しただけだ。

 

ここに、≪チョンアン≫号を真っ二つにした魚雷推進軸のスクリュウ、モーター等が、曲がったり損傷されたのが全くないことが、更に、見る人々の苦笑いを起こさせる事としたのであり、傀儡達に無酌定の肩もちをした米国と両国の調査団員達も、不意に現れたガラス箱の中の、この展示物の前では、顔を赤らめざるを得なかったと言う。

 

他の国に送り出す一般小冊子に、極秘に使用する魚雷設計図を具体的に明らかにしたと言うのは、初めから言葉にも成らないのであり、非接触爆発で真っ二つに割れた艦体の切断部分と、自体の爆発で激しく熱を受けた魚雷の腐食程度が、同じであり得ないと言う事が、専門家達の見解だ。

 

見るべき事は、≪最も明らかな物証≫が、魚雷推進体の後ろ部分に≪北の字体≫で書かれている≪1번(1番)≫と言う字と言うものだ。

相手側に対する隠密な打撃を計画するとき、痕跡を残さないと言う事は初歩的な常識だ。

 

南朝鮮の、自ら認めている専門家達も、≪万に一つ、北が攻撃をしたなら、この様に粗末に証拠を残さないのではないか。≫とし、数十日間海に浸かっていた推進体に、機械で刻んだものでなく、青いマジックで≪1번≫と言う手書き体が、今書いた様に鮮やかな事について、捏造をしても貧弱に過ぎたと嘲笑した。

 

それらは、北では軍事装備に順序を付ける時、≪1호≫,≪2호≫とするのであって、≪1번≫,≪2번≫とするのでは無いのに、よりによって、≪1번≫と言う文字を書いて置き、≪北の物≫と強弁する事があるのかと、ひそひそ話している。

≪1번≫の証拠が、どれ程荒唐無稽であったとしても、南朝鮮のあちこちで≪街に通う青色の≪1번(1番)≫バスは、北の対南浸透用≫、≪(このマジックの字は)8歳の甥の字体と同じだが、それじゃ、あの子もスパイ?≫、≪<チョンアン>号を沈没させた<1번(1番)>(<地方選挙>での<ハンナラ党>の番号)に,投票すれば逆賊≫と言う単語が新しく生まれ、流行している有り様だ。

 

 

逆賊徒党が、≪北魚雷攻撃説≫の証拠として取り出した、わが潜水艇の浸透経路も、同じだ。

 

≪民軍合同調査団≫は、事件発生の3日前、わが潜水艇が夜間に基地を離れ、公海を≪ㄷ字形≫で迂回し、≪チョンアン≫号に接近し打撃を加え、またその経路を通り、戻って行ったと発表した。

 

(われわれが)具体的な説明を要求すると、潜水艇の水中機動は、世界の、そのどの国でも推定するのが難しく,したがって、≪北潜水艇≫の浸透経路もやはり確認する事は出来なかったと、はぐらかした。

 

そうであるかと言えば、海底の環境が複雑で、10㍍内外でも対象物をより分けて見る事が出来ない西海(黄海)の海上条件で、300㎏程度の軽魚雷を搭載する事としている小型潜水艇が、どうして1.7tの中魚雷を載せて来て、1400t級艦船を≪一回攻撃≫し、沈没させる事が出来るのかと言う質問には、流砂する水域で、予め訓練すれば、可能であると気の抜けた話だけ並べ立てた。

 

≪チョンアン≫号が沈没された水域は、北と南の間の紛争水域として、逆賊徒党が、絶えず高等警戒態勢を維持している水域だと騒いできた場所であり、ここには、2重、3重の幾重にも探知監視体系が維持されていると、自画自賛した水域だ。

 

とりわけ、その(沈没)時について言えば、この水域では≪禿鷲(イーグル)≫合同軍事演習が最絶頂に達していたほどで,対艦、また対潜作戦と対空射撃、海上遮断作戦などに動員された各種艦船集団らと、水中、空中偵察水団らが悩ませられていた。

 

そうであるにも拘らず、≪北潜水艇≫の攻撃と浸透経路を想像しながら、幼稚にも,そのいわゆる≪ㄷ字形≫を、考案し出したのだ。


第二部

どんなにか大変だったのであろう。南朝鮮言論らが、‘調査発表は誰も、助詞の一字も付け加えられない位、精密で確実にしなければならないのに、仮想的な情況だけずらり並べて≪北でなければ誰なのか≫と言う式の、漠然として単純推定するので、疑惑だけが増幅させるだけだ’と揶揄しながら、沈没されたのは≪チョンアン≫号だけでなく、≪MB(イ・ミョンパク―訳注)政権≫の信頼であって、つぎつぎと深くなるのは疑惑と不信であり、また他の不信を生む事が今回の事態だ.でっち上げと隠ぺいの方法で事件の真実を隠し、≪政権≫に有利に歪曲させているなかで、今後内幕を知っているその誰が、≪良心宣言≫でも発表すれば、この政権の運命がどうなるのかと正面から断罪したのだろうか?

 

疑惑まみれでいっぱいの、逆賊徒党の≪調査発表≫に対し、南朝鮮の進歩的言論団体達が、≪検証委員会≫を新しく構成し、真実を究明する事としたのは、至極当然だ。

 

汚い甲冑などから珍しい象牙が出てくることが出来ない様に、逆賊徒党が取り出した≪決定的物証≫だと言うものは、これと同じく≪決定的疑問≫に過ぎず、初めから終わりまで荒唐無稽に堪えない。

 

 

 

②果たして、科学的で客観的な調査結果であるか?

 

 

逆賊徒党は、≪北魚雷攻撃≫によって≪チョンアン≫号が沈没されたと言う事を明らかにする為に、10個の専門機関の専門家25名、軍専門家22名、傀儡≪国会≫所属専門委員3名、米国、英国などの外国専門家24名で、≪民軍合同調査団≫と≪国際合同調査団≫が投入されたと宣伝している

 

従って、調査結果が≪科学的≫で、≪客観的≫であり、導き出された結果もまた、隙がないものだ。

 

こんな具合で、予めどんな事を調べるのかを、計算してするのは、今回の事件調査の担当者がはたして誰なのかと言うことだ。

 

今回、事件を責任負う当事者は、他でもなく傀儡軍部だ。

しかし、事件の張本人が調査を主管する事となったので、結局、≪犯罪者が自分の犯行を調査≫する体裁となった。

 

足鎖を付け、法廷に上がらなければならない軍部ゴロツキヤクザたちが、むしろ調査をし浮かれ出てうろうろするが、その結果がどうなるかは、最初から、今後起こる事が疑問の余地なく明白だった。

 

事件捜査に直接関係した或る成員は、今回の沈没原因調査を≪責任当事者である軍が主管していることで、それを信頼する事が出来ない≫と指摘した。

 

逆賊徒党は、事件調査に外国専門家達が参加した事について、≪国際合同調査団≫と、やかましく宣伝しているが、傀儡達とペアを組んで浮かれ出てうろうろする米国や、英国、オーストラリアの様な国々がどれだけ客観的立場で調査に臨んだかを問わざるを得ない。

 

ある意味で見れば、この国々は傀儡達が演出した謀略劇の引き立て役を遂行し、我々に対する国際的圧殺の口実を準備する為に集まった、金蠅の群れと言う事が出来る。

 

金蠅の群れが集まる汚水溜まりでは、いつまでも悪臭を漂わすものと決まっている。

 

実際に、この国々は、無様な馬鹿げた調査結果が発表されるや否や、我が共和国に反対する一大狂風を引き起こし、忙しくうろつき回っている。

 

逆賊徒党は、今回一部民間人達を網羅して、≪民軍合同調査隊≫と言う看板を下げたが、彼等が調査にどれほど関与したか、どんな役割をしたのかと言う事も、論議して見る余地がある。

 

≪厳選≫された民間調査成員達は、携帯用電話機使用も認めず、外出も禁止されただけでなく、後には≪機密維持誓約書≫を書くなど、調査が終わる時まで傀儡海軍軍艦≪トクド(独島)≫号に入り、監禁生活を強いられ手足を縛る事と同じ、活動上の制約を受けたと言う。小

 

或る民間調査成員が、≪北魚雷攻撃≫に追い立てる≪国防部≫の論調に同意しなかったと言う、ただ一つの理由で、調査チームから放逐され、後では検察に起訴される悲劇を直面したのはその代表的実例だ。

 

専門家達が一致して≪今回の事故の当事者として、調査を受けなければならない軍が、調査を主導した状況で、公正性と客観性は、もはや死んだも同然だ。≫と断定した事は、あまりにも当然だ。

 

今世界は、今回の≪チョンアン≫号沈没事故の原因に対しては、誰より傀儡軍部自体がよく知っていると言うことを特別に注目している。

 

沈没艦船が正常な軌道経路を抜けて、作戦水域でない水深25m水域に≪座礁の危険を顧みず≫侵入した事も問題があり、事件発生後生存者達を≪精神的ストレス≫と言う、病でない病に≪国軍首都病院≫に、集団入院させて、一切口を開く事が出来なくして、緘口令を下した事実も笑うべき事であり、携帯用電話機などを没収して、一切外部との接近を不許としながら、事件当時の航跡、また、交信日誌と撮影資料などを、≪軍機密保護≫を理由として公開しない事などは、≪軍の深い苦悶≫を語ってくれるのに余りある。

 

事件発生地点一つをとっても、傀儡軍部の発表が6回以上ひっくり返えされ、≪チョンアン≫号艦長が、初めは、外部の挑発が≪全くなかった。≫と語ったが、後には、≪あった。≫と取り換えたのであり、≪検出された火薬成分≫も、初期には、世界が全て利用する高性能爆薬RDX(だとする事)から、後には、≪ロシア、中国、北朝鮮などで使用する。≫TNTに変更され、≪北の攻撃に依るものだと言うどんな根拠もない。≫と、直々に発表したのに、急に≪北の魚雷攻撃≫へ‘変身’させたのも傀儡軍部だ。

 

調査過程で利用された資料も、大部分傀儡軍と連携されている。

 

沈没艦船の生存者達が公式証言で、爆発した事を1~2回聞いたと言った事、衝撃で倒れた兵士が、自分の顔に水滴が飛び散ったと言った事、水気などを見たと言う目撃者がなかったと言ったが、後には、遠く離れている(はずの)ペンリョン島の監視兵が(証言に)現れ、2~3秒間、約100mの高さの白色水柱を暗闇の中でも観測したと言う式の、水中爆発を証言したり、船型の変形形態、関係者達の陳述内容、死体解剖結果などが、≪軍機密上の理由≫で、一般人らの接近を徹底して遮断した状態で進行された事だけを見てもそうである。

 

今回、≪民軍合同調査団≫の活動過程は、毎日、傀儡国防長官と合同参謀議長にだけ、直接(中間段階を飛び越えて)報告する体系で運営された。

 

イ・ミョンパク逆徒やチョン・ウンチャン傀儡国務総理、ウォン・セフン傀儡国政院長を始めとして、軍事の≪グ≫の字も知らない≪軍忌避者≫たちが上層部に座っているので、沈没事故をしでかした傀儡軍部の輩達が、罪の意識どころか(それを)庇護して動き回っている。

 

今回の調査過程では、沈没原因と関連して無視できない科学的資料が、数多く提起された。

 

30余年の間、海難救助をして来た或る専門家は、≪チョンアン≫の艦尾が引き揚げられ、水の外に現れる瞬間、≪座礁されて起こった事故≫と即刻判断したと語って、沈没艦体に大きく引搔かれた痕跡を見てもそうだと、失踪者達が自分の身なりで死んだ事も、非常情況でなく艦船自体の不注意で沈没されたと言う事を、語ってくれたと具体的な事実資料を手に立証した。それとともに、沈没艦船の生存者達が座礁の事実を証言しないのは、もっぱら一つの事実を隠さなければならない為だと語った。

 

傀儡海洋警察局長も、海底地図を通じて事故海域に暗礁がある事を確認したし、ここの漁民達も、該当水域に暗礁があると言った事に対して何のために≪国機務司(国軍機務司令部)―韓国国防部の情報収集機関―訳者注≫と警察、≪情報成員≫達が問いただし、圧力を加えるのか分らないとしながら、実地の先端が尖って、満潮時は浸かっている、≪フンハブヨ≫と言う暗礁などがあると証言した。傀儡海洋警察も、≪座礁したので救助してくれ。≫と言うのが、海軍から最初に受けた救助要請だったと語った。

 

さらには、傀儡陸軍参謀総長出身をはじめとした人々は、≪チョンアン≫号が外部の衝撃によって沈没されたのなら、当時この水域一帯で実践的な戦争演習をした米帝侵略軍の艦船や戦闘機によって、誤爆におgじやられたと言うことでなければ、≪不満をためた内部の者の所業≫として、殴打と苛酷な行為に悩ませられる後任兵が、自殺を企図して爆発物を破裂させ、発生した≪海軍版キムイルビョン事件≫である事も出来ると言う主張を出す事もした。

 

事態の流れに慌てた逆賊徒党は、彼等が組み立てておいた脚本に合わない、いろんな推測と意見などを、価値なく黙殺したのであり、調査の全期間、人々を騙し脅迫し、政治的に利用する為に威嚇恐喝を突き付け、あらゆる統制手段をすべて動員した。

 

結局≪チョンアン≫号沈没事故原因調査は、科学的で中立的であって、証拠中心的な過程を通すのではなく、純粋の反共和国狂信者達が、≪北魚雷攻撃≫を強弁する為の、故意的で偏見的な強引な主張を立証することにつながる≪官制調査≫に過ぎなかった。

 

調査過程が、徹頭徹尾≪北の魚雷攻撃≫として追い立てることで、どの様に調整、変化されたのかと言う事は、沈没初期と中間、現在まで、傀儡達が取り出した資料を比較して見ても、知る事が出来る。

 

事件発生初期、傀儡達は1960年代、米国がペンリョン島の電波探知基地を保護する為敷設した、500~600個の機雷を念頭に置いて≪機雷による事故≫の可能性を発表したが、≪チョンアン≫号が何回も修理を受けるなど、度を越して≪老朽化≫されていたという、失踪(行方不明)家族達の主張通り、≪自然疲労破壊≫の可能性も公開された。

 

さらに、空気の中を速く飛行する銃弾とは異なり、水の中でゆっくり接近する魚雷発動機音を、音響探知機などが感知出来ない訳がなく、とくに、事故水域の水深が極めて浅い為に、潜水艇の機動は難しい代りに、魚雷は容易く探知する事が出来るとしながら、≪魚雷による事故可能性≫は全く無いと語った。傀儡達は、事件発生時≪北の特異動向≫がなかったと明らかにしたのは、≪北が介入したと言う根拠がない。≫と言う意味だと、公言した。実際に、情勢が緊張する時に実行する対北監視情報態勢である≪ウォッチコンディション(北共和国の軍事活動を追跡する、5段階に分けて発令される情報監視態勢―訳注、韓国ネイバー百科辞書より)≫も、稼働させなかった。

 

時間が流れながら、傀儡達の中では≪北関連≫が、徐々に、そして執拗に流れ出始めた。

 

心配げに始められた≪北関連説≫は、漸次≪北の直接介入説≫へ、公然たる≪北の魚雷攻撃≫へと拡大されながら、全てのものが我々と沈没艦船を連携させる方向へ繋がった。

 

反対に、我々との連関を否定する証拠は、調査対象から徹底して排除された。

 

その中には、今回沈没事故原因の核心証拠であるガスタービンもある。

 

ガスタービンは、艦船が眞二たつに割れ沈没される時、事故水域にまっすぐ沈没する事となっているし、その位置探索に、あまり時間がかかる事も無かったし、引き上げもまた、大きく問題とならなかった。

 

しかし、傀儡達は初期からガスタービンが沈没水域にあると言うことを十分に知っていながらも、≪爆発によって流失された。≫と言う根拠のない噂を言いふらしながら、それらを探す為の努力自体を故意的に≪放棄≫した。

 

それは、ガスタービンの状態がどうかに従って、沈没原因を容易く判断する事が出来る為であり、結局、我々に責任を転嫁する謀略劇が、空へ飛んで出て行く事が出来ると言う大きな憂慮のためだった。

 

その後、他の調査成員によって、ガスタービンの位置が明らかになるや、傀儡達は仕方なく引き上げたが、それも、≪政府調査結果発表≫の一日前に引き上げ、具体的結果が反映されない様にした。

 

あらゆる事は、逆賊徒党が言いふらすままで、沈没事故原因調査が科学的でなく一方的に組み立てる事で、客観的でない偏見と独断によって進められたと言う事をみせてくれる。(次回に続く)


第三部

③≪北魚雷攻撃説≫は、≪北風≫を狙った危機脱出用だ

 

 

陰謀と謀略は、対決狂信者達の固有の属性であり生存方式だ。ざっくばらんに言って、艦船の情通(情報通信)部位が爆発されたので、将校達だけ予め予見していた様に、ボートと救命チョッキなどを一人占めし海へ飛び込まなければ、彼等が少しでも救助作業を広げたなら、46名のうら若い兵士達だけが惨事に合う悲劇が起らなかったのだ。

 

ペンリョン島に生まれ、暮す、或る住民が、≪最近まで、こんなに近くに、接近した哨戒艦は初めて見る。≫と言い、或る軍事専門家が≪チョナン(天安)≫号の≪北方限界線≫近隣での警戒行動は、≪北の喉に刃を突き付ける国防部の挑発≫だと言いながら、その何らかの目的をもった計画的沈没に疑く心を表した事も一理がある。

 

艦船沈没直後、傀儡海軍哨戒艦≪ソクチョ≫号が、無闇に北側に向かって、130余発の艦砲射撃をした事は、その何かの鳥の群れと言うよりも、≪北に責任を押し付けようと≫言う、傀儡当局と軍の事前計画に従ったものだったと言うことが判明したのは、そのあとのことだ。

 

≪チョナン≫号の沈没で、すべての南の土地が騒々しくなっている時、失踪者家族説明会に沈没艦船の艦長が、≪不祥事≫に直面した人らしくなく、公演舞台に出演するみたいに、≪余りにも上品な服装≫で現れたのもあきれてものが言えなくした。

 

これは、≪チョナン≫号が出会った原因不明の沈没が、風前のともしびの運命に置かれた≪実用政府≫が、残命を持ちこたえる為に人為的に捏造した残忍な謀略劇ではないかと言う疑惑を増やしてくれた。

 

今南朝鮮の進歩勢力は無論、野党と市民社会団体、さらには≪民軍合同調査団≫の関係者達まで、今回の≪調査結果≫を≪政治的意図を持った、幼稚で図々しい詐欺劇≫、≪選挙用<北風>の捏造劇≫、≪幻想小説の完結版≫だと、辛辣に揶揄非難しているのであり、或る保守言論団体が進めた世論調査結果によっても、大卒以上の高学力者と、20代応答者の半分が、≪調査結果≫を否定しはじめた。

 

問題は、傀儡達が何のために、こんな類の幼稚で拙劣な詐欺劇を捏造し、科学的証拠や、客観的な手続きを全く無視し、≪北風≫世論を振れ回るのに、そのように血眼になって暴れまわっているのか?ということだ。

 

それは一言で、逆賊徒党が直面している現危機から、抜け出て見ようとする断末魔的あがきの発露だ。

 

今、南朝鮮政局は類例なき一大危機に置かれている。

 

執権初期から≪韓米同盟万能主義≫を掲げ、親米一辺倒的な外勢依存にしがみ付いた結果、南朝鮮では米帝の植民地化が尚一層増加されており、反人民的な悪政とファッショ独裁の乱舞の下、人が生きられない、人間生き地獄に転変され、極悪無道な対決政策として、北南関係はさらに収拾つかない最悪の局面に至る事となった。

 

万一今回の沈没艦船事件が≪自分の失策≫によるものとか、≪原因不明≫の事故として判明される場合、激怒した民心の波濤が≪軍最高統帥権者≫であるイ・ミョンパク逆徒とその徒党を丸ごと倒し、ひっくり返すと言うことは、あまりにも明白だった。

 

世論は、≪チョナン≫号の事故が、ひょっとすると、南朝鮮全体を二きれ、三切れにする事が出来ると、意味深長に評した。

 

当面して、≪チョナン≫号沈没は逆賊徒党に、6月2日にある事となる≪地方選挙≫で大惨敗を負わせて進み、保守勢力が再び執権する事が水の泡となる悪夢を、負わせてやる事に十分だった。(訳注―韓国地方選挙の結果は、既報通り、イ・ミョンパク政権の与党、軍政与党の血を引き継ぐハンナラ党の惨敗に終わったことは、この軍事評論員の記述の予測通りである。)

 

逆賊徒党が密室で、≪原因発表―大統領談話-国防部声明≫と言う、脚本を組み立てて置き、いつもの日でない、≪地方選挙≫のための公式選挙運動が始まる初めての日に、≪チョナン≫号沈没原因を≪北の魚雷攻撃≫として罵倒する≪調査結果≫を発表した事は、やはり偶然ではない。

 

南朝鮮傀儡達が、≪チョナン≫号沈没事故を我々と関係させる事は、最近の南朝鮮―米国間の軍事的懸案問題とも無関係ではない。

 

米国は、彼らの戦略的利害関係から、2012年に≪戦時作戦指揮権≫を傀儡達に形式上引き渡してやり、≪戦略的柔軟性≫の美名下に、南朝鮮強占の米軍武力を任意の時期に、世界紛争地域に急派する事が出来るように、再編成し様としている。

 

米国の股ぐらにくっ付いて、余命を持ちこたえる傀儡達は、≪戦時作戦指揮権≫の移譲に合意して置いても、米軍がいなければ彼らの北侵略の野望を実現する事は出来ないことから、それを再調整してもらう事を哀願してきた。

 

≪チョナン≫号沈没事件の責任を我々に譲り被せる場合、≪北脅威説≫と朝鮮半島の≪不安全≫を大きく浮かび上がらせ、米帝国主義侵略軍の足首を捕まえる事が出来ると言う事が、傀儡達の卑劣な内情だ。

 

逆賊徒党には、今回の艦船沈没事件をどの様にしても、≪北の所業(しわざ)≫とする事だけが、彼らの生きる道を探す出路となる事となった。

 

≪チョナン≫号が、使い古されて自体沈没したとか、運営欠陥で座礁したとしても、イ・ミョンパク逆徒と傀儡軍部の頭目達に全的な責任がある。

 

艦船沈没事件が発生したあと、失踪者家族達の中で、逆賊徒党が人民たちの天文学的な血税を蕩尽しながらも、艦船に対する正常な保守対策を立てず≪艦船内部に海水が入り込んだ≫など、大変≪劣悪な状態≫と言う非難が降り注ぎ、さる1987年ファッショ独裁者が、パク・チョンチョル(朴鐘哲)を拷問致死して置いては、これを隠すために≪机をゴツンと打ったら、かれがオーと言って倒れた。≫と言う式の嘘を、でっち上げるのをやめろ!と言う糾弾の声を高く上げている。

 

(1987年韓国民主化闘争の渦中で、軍事政権によって拷問虐殺された、ソウル大学3回生、パク・チョンチョルと、当時の韓国の歴史については、当サイトの―☆ 23 1987年6月抗争の理想は実現されたか?(韓国・ハンギョレ21 2007.6.8)を参照して下さい。―訳者注)

 

傀儡国会でも、≪国防部≫の≪安易な軍紀綱≫と≪無責任な装備管理形態≫を問題視しながら、傀儡軍部の頭目達の首を切る為の≪特別監査機構≫まで設置されるなど、≪問責≫の矢は傀儡軍部へむけられた。

 

特に、南朝鮮各界層で、≪政府≫の危機管理対応体制がお粗末で、≪安保体系≫に筒穴が開けられた結果で発生した、大型の惨事だと慨嘆しながら、イ・ミョンパク逆徒の謝罪と逆賊徒党の総辞職を強力に要求し進み出ている。

 

怒涛打つ風浪の中の難破船を彷彿とさせる、現危機からの出路を探すために逆賊徒党が捏造し出したものが、即ち≪北魚雷攻撃説≫なのだ。


 

 

 

④≪報復≫にはより強度高い報復で、≪懲らしめ≫には我々式の無差別的な懲罰で。

 

 

北南関係史で、未だかって見た事がない前代未聞の軍事的謀略劇を捏造した逆賊徒党は、今、分別を忘れて発狂している。一匹の気がふれた犬が吠えまくれば、百匹の町内の犬がつられて吠えまくる。イ・ミョンパク逆徒が世上初めて、≪主要全軍指揮官会議≫と言う戦争謀議場に頭を突き出して≪言葉を前に出すよりは、行動で明らかにし断固として措置するだろう。≫と反共対決に熱をあげるとすぐ、キム・テオン、リュウ・ミョンファン、ヒョン・インテクを始めとする傀儡保守の阿呆達もつられて、≪断固とした懲罰≫と≪応分の代価≫を処置するとし、浮き浮きと歩き回っている。

 

民族反逆の連中である逆賊徒党は、米国をはじめとする数多い国々を歩き回り、≪チョナン≫号沈没事故が≪北に依ったもの≫だと、ごり押しを弄しており、国連安保理事会に回付して、≪テロ支援国再指定≫など、我々に対する国際的制裁包囲網を実現する為に跳ね上がっており、その代価として、アフガニスタン派兵と≪韓米自由貿易協定≫の譲歩も、ためらっていない。

 

逆徒の訓令の下で、傀儡軍部は口角泡を飛ばし、艦船沈没の日を≪恥辱の日≫だと叫びながら、その何かの≪必勝50日計画≫実行に着手した。

 

特に、自分が死ぬのか、生きるのかも分からず、≪全軍指揮官作戦会議≫を始めとする、戦争謀議の場を引き続いて繰り広げるか、と思えば、西海上で米帝国主義侵略軍の核潜水艦参加の下、大規模連合潜水艦訓練強行と、(休戦ライン)前線一帯での反共和国心理戦放送再開に対しても、考えもなしに取り上げている。

 

醜悪な人間の屑らを追い払い、私たちの魚雷攻撃として≪チョナン≫号が沈没したと言う、出鱈目な動映像まで制作し撒布するまで、するなど、骨髄に染み込んだ対決の本性も、大急ぎで暴露し出しており、私たちの船舶のチェジュ(済州)海峡通過の不許、ケソン(開城)工業地区事業を始めとする北南経済協力交流の全面遮断を叫んでいる。

 

いま、逆賊徒党は、≪北魚雷攻撃説≫に異議を提議する人であれば、それが誰なのか関係なく、≪左翼のアカ(パルゲギ)≫、≪親北≫として駆り立てているかと思えば、≪調査結果≫と関連した≪誹謗≫とか、≪不法集会≫をすれば、厳重対処すると、大声で叫びながら、疑惑説を持ち出した人々を、捕まえて閉じ込める遊びを広げているのであり、笑止千万にも、彼らのぶざまな捏造劇に登場しない国々に対し、≪北の味方≫、≪北をかばう≫と、鼻先に喧嘩を吹きまくっている。

 

程度を越えた傀儡達の対決狂気は、ご主人である米国の息と離れて考える事は出来ない。

 

米帝国主義は、≪チョナン≫号が沈没されるや即時に、私たちがここに関与したと大騒ぎしたかと思えば、傀儡達の調査過程が≪相当な信頼性≫があったとか、≪北の魚雷攻撃≫発表に≪全幅的な支持≫を送るとかしながら、走狗(手先)を、対北敵対と強硬対決へと積極的に押している。

 

傀儡達の≪チョナン≫号調査結果発表後には、米国の声明発表、逆徒の≪対国民談話≫発表後には、米国の支持立場発表など、必要な政策協調と協力維持の立場を公開した米帝は、すでに国務省、国防省、中央情報局の、悪名高い謀略の使い走り達に、もくろみをでっち上げる場所を広げて置いて、うわべだけ残している≪国連軍司令部≫と言うものを押し立て、≪特別調査団≫を派遣し、すでに凋落されて存在しない≪軍事停戦委員会≫と言う幽霊機構を通じて事件を処理すると言う、また別の欺瞞劇も共同演出しようとしている。同時に、南朝鮮(を)強占(する)米帝国主義侵略軍8軍司令部の≪戦争遂行司令部≫の転換に従う北侵略態勢に万全を期している。

 

すべての事実は、≪北魚雷攻撃説≫こそが、醜悪な野心と兇心の下に同族を謀害、圧殺する為の逆賊徒党の幼稚な強盗的謀略劇であり、露骨な対決仮面劇だと言うことを確証してくれている。

 

逆賊徒党の強盗的謀略劇は、6・15統一時代(訳注―2000年6月、キムジョンイル、キムデジュン両首脳に依る6・15共同宣言が締結された。)に対する公開的な否定であり全面排撃として、北南関係者に記録される特大型の犯罪行為になる。

 

我が軍隊と人民は、最後の息を激しくし発狂するイ・ミョンパク逆賊徒党を、民族の成員からすでに除名してしまってから久しい。

 

罪と罰は、一つの幹から育つならわしだ。

 

イ・ミョンパク逆賊徒党の無謀な対決騒動は、わが軍隊と人民の敵愾心と報復意思だけを千百倍に激増させてくれるだけだ。

 

我が軍隊と人民は、艦船沈没事故の原因を我々と関連付けながら、同族圧殺の機会を狙っている逆賊徒党の蠢動を鋭く注視しており、決定的な反撃態勢を堅持している。

 

万一、南朝鮮傀儡達が米帝国主義を背に、我が共和国に政治的であれ、軍事的であれ、経済的であれ、そのどんな取るに足らない挑発の動きであっても見えるなら、我々は即時に正義のせん滅戦で答えるであろうし、朝鮮半島から民族のあらゆる汚物らを除去し、その上にすべての民族が強盛する統一朝鮮を勢い良く立ち上がらせるだろう。

 

執権は一時であり、民族は永遠なりと言う言葉がある。

 

病的な対北敵対感が骨髄にいっぱいである、イ・ミョンパク逆賊徒党が、≪青瓦台≫(大統領官邸―訳注)に居座っている限り、南朝鮮と相手にする事は、決してないだろう。

 

歴史と真実はいつでも明らかと成るものであり、謀略家達は時効に関係なく正義の峻厳な審判を免れる事は出来ない。(終)

 


(訳 柴野貞夫 2010・6・14)