(民衆闘争報道 大阪弁護士会「秘密保護法案に反対するデモ行進」2013年11月12日)
国家が、国民の知る権利・言論の自由を奪い、思想信条を取り締まる「秘密保護法案」を廃案にせよ!
大阪弁護士会の緊急呼びかけに、弁護士、法律事務職員、多数の市民―700名が結集し、デモ行進を行った。
△写真 小雨中、デモ先頭を行く弁護士達 (出処 柴野貞夫時事研)
11月12日、大阪弁護士会・秘密保全法制対策大阪本部は、会員・法律事務職員のみならず、広く市民に呼びかけ、「秘密保護法案」の成立に反対する示威行進を敢行した。午前11時過ぎ、大阪弁護士会館前会場は、小雨にも拘わらず、呼びかけに答えた市民を含め、700名を超える参加者で埋まった。
主催者代表は、この法案が、国家による広範囲な情報の隠蔽のみならず、国家が国民の思想・信条に基づく行動まで、重罰をもって抑圧するとんでもない悪法だと指摘した。9万件のパブリックコメントでも、8割が反対し賛成は1割に過ぎないと明らかにした。情報の国家による隠蔽、市民にまで広く重罰を科し、知る権利、表現の自由、プライバシーと思想の自由の侵害を公然化し、その先には、「戦争をする国作り」が見え隠れすると指摘した。
参加者は、国道1号線を西へ、御堂筋を南下し、大阪市役所まで行進し、沿道のおおくの市民に呼び掛けた。
△写真 国道1号線 を行くデモ隊 (出処 柴野貞夫時事研)
△写真 平日行動にも拘わらず、労働組合員の参加者も多い。(出処 柴野貞夫時事研)
大阪弁護士会・秘密保全法制対策大阪本部では、今後、、12月2日 (月)に、2次行動を予定している。
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