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韓国民衆言論 チャムセサン 国際記事 20141210日付)
http://www.newscham.net/news/view.php?board=news&nid=89516&page=1&category1=38

 

            CIA拷問の実情・・・1ヶ月間に183回の水拷問
            直腸に飲食物を注入、2年半以上独房に監禁、ドリルまで動員した

 

 

チョン・ウンヒ記者

   
    写真上 米国家とCIAによって、拷問の上虐殺された犠牲者達(出処―ガーデイアン・スクリーンショット)

 

CIAの強圧的な拷問技術は、効果的ではなかった”と報告書の作成を主導して来たダイエン・パインスタイン米上院情報委員長は指摘した。しかし、拷問犠牲者達に及ぼした身体的影響は、実に凄惨だ。CIAは、本部が承認していない尋問技術を使用することもして、時にはCIA本部が拷問を強化せよと下達する事もした。
報告書と外信で、CIAが世界至る所の秘密監獄で、容疑者達をどのように拷問したか関する一部内容を伝える。クルラーマンは、20021120日、拷問を受ける途中で死亡した。彼は寝かされずに暗室監禁、冷水降りそそぎと騒音、強打などの拷問を受ける途中、結局、壁に足鎖で固定されたまま、コンクリートの床で低体温症で死亡した。尋問に非協調的と言う理由で、下衣(ズボンなど)は着せられず、上着だけ引っ掛けた状態だった。しかし、CIAは、これに対し、“下衣を脱衣してコンクリート床に座るように命令した”とだけ、報告した。クルラーマンは、アフガニスタン出身の武装勢力として、パキスタンで捕まった。彼は4人の子供のお父さんでもある。
足を怪我した容疑者を別途に集め、互いに縛って置き、眠れないようにする拷問も使用された。2名は足が折れていたし、1名は足首靭帯を傷つけており、他の1名は義足をしていた。この拷問は、さらにこれ以上、収監人らが耐え切る事が出来ないと言うまで継続された。CIAは、自白を強要する為に、肛門に水と飲食物を入れる事もした。
少なくとも5名が、CIAが‘直腸の水分補充と供給’と呼んだこの拷問に犠牲となった。パスタ、ナッツとレーズンで構成された昼食セットが、チュウブに乗って肛門を通って、直腸に注入された。この拷問方法は、激甚な苦痛を生むだけでなく、直腸と結腸の損傷、消化器官内部の腐敗などの問題も誘発する。この拷問を受けた収監者は、脱腸、肛門損傷などの合併症を持つ事と成った。
CIAはこれに対し、容疑者を‘完全に統制’する事が出来る方法だと記述した。顔に水を注ぐ‘ウオーターボーデイング’などの水拷問も、ありふれて利用された方法だ。911を謀議したと自認したカリードセイクモハメドは、2003年パキスタンで逮捕された後、CIAの拘禁中、1ヶ月間183回の水拷問をやられた。彼はポーランドとルーマニアを経て、現在はグアンタナモ収容所にいる。911テロ陰謀で米軍事裁判所に起訴された5名の被疑者の中のひとりだ。
電気ドリルと拳銃も尋問を理由に動員された。1998年、アフリカの米大使館爆撃事件に加担したと言う理由で、捕まったサウデイアラビア人アブドウー・アルラヒム・アルナシリは、CIAの秘密基地で水拷問を始め、ひと通りの拷問を受けた。CIAは、彼のこめかみに当てて電気ドリルを回転させ、頭の近くで拳銃を撃った。CIAは、彼の母親を強姦すると脅かすこともした。2年半が越える独房生活も、強要された。
20029月、パキスタンで逮捕されたラムチビン・アルシプは、彼を尋問するCIA要員に、‘sir’と答えず、暗黒の部屋に監禁された。CIAは、彼が長期間にわたる社会的孤立と再び拷問を受けると言う恐怖のために、精神病を持つ事となったと報告した。彼は幻覚、妄想、不眠症、自害行為などの症状を見せた。2005CIAの心理学者は、ラムチビンアルシブが、2年半程度の社会的孤立状態にあったし、これは彼の心理的機能に明らかに影響を及ぼしたと指摘した。

(訳 柴野貞夫 20141212)