(朝鮮民主主義人民共和国ウェブサイト<ウリミンジョクキリ>2015年1月25日)http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=gisa3&no=199786
<朝鮮外務省スポークスマン>
共和国の尊厳と体制に食って掛かるイスラエル首相の妄言を断罪
(イスラエルを訪問した安倍首相との共同記者会見の発言について)
ピョンヤン1月23日発 朝鮮中央通信
中東平和の撹乱者としてのイスラエル
朝鮮民主主義人民共和国外務省代弁人(スポークスマン)は、イスラエル首相が、我々の尊厳と体制に食ってかかる挑発的な発言をした事と関連して、23日朝鮮中央通信社記者が提起した質問に、次の様に回答した。
報道によれば、19日、イスラエル首相は自分の国を訪問した日本首相との共同記者会見で、我々を、無慈悲で急進的な独裁だ、何だと食って掛かりながら、我々が隣の諸国に反対して暴力的に脅威的な立場をとっており,侵略的な軍事的核計画を持ち、核武器を開発し、弾頭ミサイルに搭載しようとするとか、国際共同体が北朝鮮との話し合いで犯した誤謬を繰り返してならないとか、と言う戯言(たわごと)を並べ立てた。
これは、我々の尊厳と体制、我が人民の選択に対する耐え難い冒涜であり、挑発となる。イスラエルの歴代執権者達が、中東平和の撹乱者としての彼等の正体を覆う為に、何かと言えば、我々と中東諸国間の<ミサイル取引説>、<核協力説>を騒ぐ事ができず、今回では尊厳高い我々の制度と体制まで食ってかかる妄言を弄した。
人民大衆中心のウリ式社会主義制度は、人民が全てのものの中心となり、全てにものが人民の為に服務する優越した制度であり、我々の核兵器は、この制度を守る為の強力な抑制力だ。
米国の庇護の下、無垢なパレスチナ人民に対する虐殺蛮行の主犯・イスラエルに警鐘を鳴らす
今回、イスラエル首相が、我々の尊厳と体制に食って掛かったのは、我々の制度に対する無知の表現でなければ、反共和国敵対勢力の機嫌を取る為のみすぼらしい媚びへつらいの発露だ。
イスラエルこそ、パレスチナ人民の合法的権利を踏みにじり、彼等を無差別的に殺戮している侵略的な独裁勢力であり、国際法も眼中になく、米国の庇護下に数多い核武器を持ち、隣り合う諸国に対する核脅威とテロ攻撃を、好き勝手に従事するゴロツキ集団だ。
自己の犯罪行為を正当化し、国際社会の非難と糾弾を逃れる為に、虚偽の捏造を業とし、人の顔にこぶしを突き付け、食ってかかるイスラエルの破廉恥性に対しては、世の中に知らぬ人は無い。
我々は、イスラエルが彼等の利害関係に従って、時を別たず我々に食ってかかる、治る見込みの無い悪習を捨てていない事に対して、警鐘を鳴らすものだ。
イスラエルは、人に食ってかかる前に、先ず、無垢なパレスチナ人民に対する虐殺蛮行の主犯であり、中東平和の破壊者としての、自己の反人類的且つ好戦的政策から、直ちに正さなければならない。
(訳 柴野貞夫 )
<参考サイト>
☆ 世界を見る−世界の新聞/米国のISIS空襲はシリア政権交替の為の戦争である(韓国・チャムセサン 2014年9月15日付)
☆ 世界を見る−世界の新聞/虐殺者−イスラエル、再び敗北だ(韓国・タハムケ<労働者連帯>133号 2014年9月1日付)
☆ 世界を見る−世界の新聞/帝国主義の亀裂、イスラエルのあがき (韓国<週刊ハンギョレ21> 2014年8月18日号)
☆ 世界を見る−世界の新聞/スノードンの機密文書が「米国がガザ攻撃に直接加担している状況」を暴露(韓国・チャムセサン 2014年8月5日付)
☆ 403 オバマはシリアに対し、戦争を始めるのか (韓国・オンラインジャーナル 2013年8月27日付)
☆ 402 シリア軍化学兵器使用説はフセイン大量殺傷兵器説と類似している(韓国・チャムセサン 2013年8月22日付)
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