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(朝鮮民主主義人民共和国 労働新聞 主体1052016531日付) 
http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=gisa2&no=227520


   ヒロシマで繰り広げられた、オバマと安倍の鼻持ちならない仮面劇


謝罪拒否をしたオバマのヒロシマ行脚は、米国の新たな核犯罪に繋がる道

米国が犯した犯罪の、オバマによる否認は、新しい罪だけを更に積み重ねる事に繋がる道理だ。善良な人類を愚弄し、公正な歴史を欺瞞する俗物達の無知無道な行動についても、それを良く知ることが出来る。
先日、米国大統領オバマが日本のヒロシマを訪ねた。ヒロシマと言えば、人類史上初めて、米国が投下した原子爆弾によって、(その後のナガサキと同様)約26万名の無辜な人命が、核惨禍の中で無残に消えていった受難の土地、災難の地だ。
米国の執権者としては初めてとなるオバマの今回のヒロシマ行脚に、世界は耳目を集中した。それは、今回の機会にオバマが核惨禍を浴びせかけた主犯として、日本人民と人類の前で公式謝罪をし、これを見習って安倍も≪大東亜共栄圏≫の妄想に駆られ軍国主義再侵の道に乗り出さないことにするという期待に立っていた。
しかし、繰り広げた現実は、多くの人々の考えとは、あまりにも相反していた。犯行者としての罪の意識どころか、まるで遊覧か観光に来たかの様に、ヒロシマのあちこちをほっつき回りながら≪核兵器なき世界≫や≪戦争被害者達のための追慕≫だと言う類いの、うわべを取り繕う言語遊戯にだけ執念を燃やした。オバマは呪いを受けるならず者そのままだったとすれば、安倍もやはりよこしまで悪辣極まりない商売人を連想させる。安倍は、まるで下人の様に終始陰気な表情でオバマの後ろについて回り、自分達が≪原子爆弾被害者≫である事を大きく浮き上がらせようと、強引に振る舞った。
オバマのヒロシマ行脚は、米帝が犯した大殺戮蛮行に対する謝罪の行脚でなかった。安倍の≪招請式≫遊びも、過ぐる日の大陸侵略に対する痛切な反省のためのものでは決してない。過去の血なまぐさい行跡を通し、侵略を巡っていささかの妥協も知らぬ宿命的な二人の悪党の首魁が、他でもないヒロシマで、ともに高笑いをして≪協力≫と≪同盟≫を云々した。そのすべてのことは、表と裏がまるっきり異なる一種の仮面劇に過ぎなかった。


オバマと安倍が見せた、むかつく様な仮面劇の真相

侵略と戦争の元凶である米帝国主義と、再侵略の野望に血眼(ちまなこ)になった日本反動国家の二つの悪党の首魁がヒロシマで見せた、むかつく様な仮面劇の真相に対して論ずることにしよう。
今回のヒロシマ仮面劇の主役は、オバマだった。オバマは、綿密に企てた脚本に老獪な変装術で品を変え、衣装に至るまで準備し、この舞台に立ったと言う事が出来る。
この惑星で核爆弾を使用した最初の核戦犯国の正体は奥深く隠蔽し、むろん核の棍棒を振り回し、世界を制覇しようとする凶悪な野望を胸に、オバマは≪核兵器なき世界≫と云う、聞こえ良い調べを並び立て、ありとあらゆる術数(計略)と仕掛けを全て使った。
5月27日、ヒロシマ≪平和記念公園≫を訪れたオバマは、≪慰霊碑≫に献花をし、集まっていた人々の前で、核兵器を使用した唯一の国家である米国として、核兵器除去努力に、先頭に立たなければならない≪特別でありながらも、道義的な責任感 ≫があると言う内容の演説を行った。
この発言は、吟味してみれば、米国こそ、人類の利益の為に核兵器を使用した国であるために、世界最大の核国家になることは、当然だというものだ。
オバマは、続いて、今回の日本訪問を通して≪核兵器なき世界≫をつくると言う抱負に対するメッセージを、国際社会に伝達したと出まかせに喋った。これもやはり、他の諸国の核兵器所有を阻止し、唯米国だけが、核独占国家とならなければならないと言う点で、破廉恥な強盗的論理だった。
この惑星が存在する限り、永遠に時効がない核戦犯者の罪を負っている米国が、その一体どんな≪特別な義務と道義的責任感≫を論ずるというのか、全く理屈に合わず≪核兵器の撤廃と除去≫に対して、話術を使って罠を仕掛けることは、世間の人に驚愕を引き起こすものだ。


≪核無き世界≫でなく≪核ある世界≫の野望を、あくまで追求して来たオバマ

オバマが今回、ヒロシマで(同じフレーズを繰り返す)壊れたレコードと異なるところがない≪核兵器なき世界≫と云う決まり文句を再び並び立てたのは、それなりの苦しい苦衷のためでもあった。元来、この構想でない≪構想 ≫は、オバマが執権初期に直接考案して、世論に拡散させた徹底した現実欺瞞用広告版であったが、≪核放棄≫を願うその事でノーベル平和を手に入れるという、思いがけない棚から牡丹餅だった。
しかし、世界の視線はオバマの執権過程を見守っていた。任期数か月を残した現時点で、核放棄は言葉だけであったし、今まで、したことがあったとすれば、≪核なき世界≫でなく≪核ある世界≫の野望を追求した事だった。
万に一つ、オバマが正気であれば、現在公開されただけでも夥(おびただ)しい核兵器を保有しながら、敢えて≪核なき世界≫の決まり文句を並び立てることは出来なかっただろう。ヒロシマの≪平和記念公園≫を参観し原爆資料館も訪問したが、オバマは今回の行脚が、謝罪のためのものでなく、≪追慕の為の旅行≫だと、はばかる事なく公言した。
オバマのヒロシマ行脚は、日本の過去罪行に免罪符を投げかけるものとして、軍国主義再侵の翼をつけてやり、アジア太平洋地域に対する支配権を達成してみようとする狡猾で凶悪な企図の発露であった。
核の惨禍を浴びたヒロシマを訪れることで、世界の耳目を引き付け、それで日本を徹底した侵略国から≪被害を受けた国≫に変身させ、安倍をはじめとした極右日本反動勢力の再侵略の熱気を更に鼓吹させようと≪追慕行脚≫を断行したとしても過言ではない。


原爆使用国大統領のヒロシマ行脚を利用して、核惨禍を戦犯国家日本の免罪に化けさせようとした安倍

正義と真理を愛する人類を安物の観客と考えた今回の仮面劇には、日本反動政府の首相、安倍晋三が相手役として登場したことで、さらに内外の苦い嘲笑を引き起こした。
オバマのヒロシマ行脚の全期間、安倍が遊び続けた行動は、受難した≪被害者≫に化けて、過去の時期、アジア地域の諸国に数えられない程の被害をかけた戦争責任から逃げて、軍国主義復活を積極的に推進させようとする野心で一貫されていた。
元来、よこしまな悪辣性は、日本特有の体質的属性でもある。いま数か月たてば政界から消えてしまうオバマをヒロシマに引っ張り込むために、安倍がその様に気を使ったのは、それなりの悪賢い打算のためだ。それは、原爆使用国の現職大統領を、ヒロシマに‘お出まし’させる場合、日本を世界で唯一、核惨禍を受けた残酷な≪被害者≫に完全に化けさせ、戦犯国家の戦争責任と補償と言う重い足枷も脱ぎ捨てる事が出来るのだ。

歴史の証言者、人類による核犯罪糾弾の場を核犯罪国家・大統領の≪歓迎式≫の場にした安倍

安倍が、米国大統領の日本行脚日程が発表される前から公式の席上に現れ、オバマの執権期間の≪事績≫に対し、やかましく称賛しまくり、日本行脚の全期間、常に、この上なく有り難い表情で≪歓迎式≫であるとか、≪晩餐会≫だ、なんだと言いながら、忙しく走り回ったのはこの為だった。事実、安倍が正気であったなら、日本領土に残酷な災難を被せた米国の首魁を≪招聘≫すると云うことは考えさえ出来なかった事であり、手厚い歓待は夢にも見る事は出来なかったであろう。米国の首魁を≪ご主人≫として、≪恩人≫として仕えるあまり、位牌の様に崇め奉り、奴僕の様に卑屈に振る舞ったのは、日本の人民達に、辛い恥辱を2回繰り返し強要する最悪中の大罪ではないか。
今も、大惨事の傷が消えていないヒロシマは、残忍無道な悪辣強盗・米帝の罪業として、今も被害者達が話せない苦痛の中に死んでゆき、山河も蘇ることのない歴史の証言者、人類の糾弾の場だ。
普通の人々も、一生を生きていこうとすれば、自分の考えを堅持しなければならない。一つの国の権力の席を占めた政客である場合、更に云うまでもないだろう。米国に対する追従と屈従が、骨の髄まで少しずつ入り込んで、正常な判断力も麻酔されたのか、昔の政治的小人が、即ち安倍だ。元来、安倍は、日本のヤマト族なのか、アメリカのアングロサクソン族なのか。その人種と出身を測ることが出来ない程、親米と崇米が髪の毛に染めたかの様に滲んでいる稀な混血児に違いない。
2次世界大戦時期、悪名高い東条内閣の商工大臣として、血戦奮闘した≪功労≫で処刑の罠を首にかけたが、米国によって戦後、日本の首相という 下請け人にまで、しゃにむに上り詰めた次に、平和憲法を敗戦の産物と規定し、改憲を一生の仕事と主張した、親米右翼強硬一派だった母方の祖父・岸信介と、外相として親米外交を自分の信条とした親父、安倍晋太郎の汚い体質を遺伝的に受け継いだ者が、他でもなく安倍なのだ。
過去の血なまぐさい罪悪を謝罪するどころか、むしろ≪被害者≫として変身しようと、あらゆる権謀術数にぶら下がった安倍こそ典型的な軍国主義の毒蛇であり、再侵略の馬車の馬夫だと云えば的中するだろう。

核による大殺戮蛮行の現場―ヒロシマを、新たな核戦争を狙う日・米軍事同盟強化の宣伝に利用した安倍とオバマ

今回の仮面劇では≪日米同盟≫強化と言う太い声が突然飛び出した。今回のヒロシマ行脚の最も大きい成果は≪日米同盟≫強化の≪百年の礎石≫と≪柱≫をさらに確固にしたことにあると、安倍とオバマは騒いでいる。共同記者会見が終わった後に安倍は、日米が過去の敵対関係から今日の≪強力な同盟関係≫に転換した事を国際社会に見せることになったと法螺を吹いた。
米国主人の世界制覇実現の‘突撃隊’、‘戦争作男軍’というくびきを負ってでも、軍事大国化と再侵略の野望を達成するために、日本駐留米帝侵略軍の維持コストを自分の国の人民の莫大な血税で仕え捧げている日本反動達の行動は別に今に始まった事ではない。 実際に安倍はオバマの広島行為と時を同じくして、日本列島に大々的な軍国主義狂風を起こした。
去る523日から西部太平洋で繰り広げられて来た連合対潜戦訓練時、日本軍国主義を象徴する旧≪皇軍≫の≪旭日昇天旗≫を艦船毎に掲揚し、火薬が臭う戦争演習に狂奔したのは、その代表的事例である。
日本国憲法が禁止する交戦権と参戦権を持って、この惑星の任意の場所で、軍事作戦を広げる事が出来る様に法的に担保する事実上の戦争悪法である―≪安全保障関連法≫と≪有事時関連法≫、≪テロ対策特別措置法≫など、海外派兵の為の各種法律的、また制度的措置を取ることで、軍国主義再侵略の領域を更に広げて置いた事も、既に世上が更に知るところである。
最近では、形式上の≪非核三原則≫と言う言葉も投げ捨て、核武装論が公然化している有様だ。 どんなに軍国主義再侵略に気が狂ったとしても、去る5月初めに安倍一党が地球の片端にまで しゃにむに行って、日本が≪普通の国≫と言う認定を 受けようとしたのだろうか。

すべての米帝侵略軍と軍事基地を撤収せよと言う日本人民の戦いが噴出している

オバマと安倍がヒロシマでの≪日米協力≫が世界の平和と安全に、より≪積極的に貢献≫する事になるので≪歴史的な意味≫を持つと口を揃えてしゃべる事に対して、世論は正義を罵倒し、真理を汚した醜態だと厳しく断罪した。これは、あまりにも当然だ。
23日、東京で繰り広げられて大規模な示威が、オバマのヒロシマ行脚に反対する反米示威として広がった。原爆被害者達の言葉を聞き、核兵器撤廃の為の実質的な行動を開始することを要求する要望書と、日本に あるすべての米帝侵略軍と軍事基地を撤収する事に対する覚書を、オバマに突き付けた。
どうして、日本住民たちは至る所で記者会見を開き、≪反省も謝罪もしない場に、むしろ来るな≫、≪オバマは凶悪で残忍な行為を敢行した国家の、現代表者だ≫と非難の声をあげたのだろうか。
日本各界がこの汗を流すことになったのは、日本住民たちの反米感情と敵対感、憎悪心の激烈な噴出があるからだ。彼らは、ヒロシマの無垢の死が、まさに、日本が侵略と戦争を生業としたために、自ら招いたものであり、今後このような惨事に遭わないようにするには、戦争内閣に変貌した安倍内閣を直ぐ罷免しなければならないと、一致して主張した。
天倫(親子・兄弟の道理)を惑わし、罪悪にあふれた過去を美化・粉飾する者は、必ず厳密な罰を受けるだろう。


オバマは今朝鮮半島を事実上の核戦争のるつぼに巻き込み、共和国への核攻撃の企図をかくしていない

ヒロシマ仮面劇は、オバマと安倍が我が共和国の自衛的な核抑制力を謗(そし)ることで、更にみっともない仮面劇となった。オバマは今回、ヒロシマ行脚を通して、侵略野望を実現するためなら、我が共和国を第2のヒロシマにする事もいとわないと言う奸悪な核戦争の悪巧みも、躊躇いなく曝け出した。
25日、初めて日本行脚日程に、オバマは安倍と共同記者会見を持った場で、我が共和国が核兵器開発と拡散の様な≪挑発≫をしており、≪核兵器なき世界≫実現に、≪最大の障害≫であり、東北アジア地域と米国、そして世界に対する≪脅威≫になると、悪意いっぱいにこき下ろした。
27日には、再び≪北朝鮮が大きい心配ごと≫としながら、不満な気分を曝け出した。もし、オバマの思考機能が正常であれば、我々を誹謗中傷するのではなく、犯した永遠の罪悪に対し、他でもない我が共和国から訪ねてきて 、腰をかがめ、謝罪する事こそ相応しいだろう。 シャーマン号≫の侵略から始まり、最も野蛮な≪超強硬度制裁≫と前代未聞の軍事的圧殺攻勢、天人共怒(到底許し難い―の意)の≪制度崩壊≫を目的とした対朝鮮圧殺策動に至る、今日までの我が民族に犯した特大の犯罪は、人類史にその類例を探す事は出来ない。
過去世紀、1950年代の朝鮮戦争は無論、政治、経済、文化など、社会のあらゆる領域を包括して、我が人民にかけた想像を絶するその被害を、 果たしてヒロシマの惨事に比べる事が出来るであろうか。強盗―米国が、各種核戦略爆撃機、また、ステルス戦闘機と核航空母艦≪ステニス≫号打撃団、核動力潜水艦≪プレモトン≫号を始めとする≪6大戦力資産≫を、総投入し朝鮮半島を事実上の核戦争のるつぼの中に追い込んだのは、わずか半月前の事だ。
オバマが核爆弾を投下した場所で、我が共和国に食って掛かりながら、核脅威 と恐喝を合理化するのは、今後、核戦争を辞さないと言う強盗―米帝国主義の凶心をそのまま見せている。
安倍がオバマと、ペアの笛を吹いて、≪北の核脅威≫を口実に、軍国主義復活と再侵略の為の最初の標的として、我が共和国を選定し、大陸侵略の前哨基地として 必ず乗り込み、日帝敗亡の仕返しをしようとする悪辣な企図を隠そうとするのは、それこそ戦争狂信者の汚い態度に違いない。
過去は決して永遠に過ぎ去った歳月ではない。それは、現在を映す鏡であり明日を照らす明かりである。歴史に正しく向かい合って、正義と真理を指向する時だけが、誠実な未来を有する事が出来る。今の様に、米国が核脅威と核恐喝にぶら下がり、核戦争の道に突き進むほど、日本が過去を反省し清算する代わりに、回避と免罪の3文程度の妖術を使えば使うほど、(彼らへの)配当になるのは、壮絶な最期終末だけだ。
必勝不敗の核強国として、その威容が堂々たる我が共和国は、米・日反動らを始めとした 不純敵対分子達の策動を、一歩ごとに打ち下してしまい 、自主化された人類の理想社会に向かって、力強く怒涛の様に打って出る だろう。オバマと安倍は、はっきりと知らなければならない。
ヒロシマは、核犯罪国家・米国の罪行を覆い隠してやり、核独占支配主義を鼓吹する場所になることはなく、軍国主義の馬車に拍車を加え、大陸侵略の道に向かう通行証となることは更にない。歴史の筋道に、ヒロシマ仮面劇として烙印されたオバマと安倍の醜態は、いつまでも万人の呪いと嘲笑を免れないだろう。
                                     訳 柴野貞夫 201665

<関連サイト


☆世界を見る−世界の新聞/核犯罪者・オバマのヒロシマ行脚の偽善(朝鮮民主主義人民共和国・労働新聞 2016年5月14日付)
http://www.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_533.html

☆ [論考]/朝鮮の水爆実験を<非難>する帝国主義者の偽善と欺瞞(2016年1月22日)
http://www.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_jousei_45.html

☆ 世界を見る−世界の新聞/オバマは、朝鮮を<スマート核爆弾>で攻撃するつもりか(韓国・プレシアン 2016年1月12日付)
http://www.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_520.html

☆482 朝鮮を狙った米国の核兵器は、どれ程のものなのか(労働新聞 2015年2月6日〜12日付)
http://www.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_482.html

☆461 朝鮮半島での核兵器使用計画は、いまだに維持(韓国・オーマイニュース 2014年10月9日付)
http://www.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_461.html

☆377 (朝鮮半島における核問題の発生、その主犯は米国 (ウリミンジョクキリ 2013年1月29日付)
http://www.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_377.html