(朝鮮民主主義人民共和国 労働新聞 2016年8月20日)
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核戦争の危機を高める無謀な軍事的挑発
南朝鮮傀儡達が、外勢と共謀結託し、朝鮮半島情勢を、再び最悪の緊張状態に憚ることなく追い立てている。
先日、傀儡当局は、今月8月22日から南朝鮮の全地域で、大規模的な《乙支(ウルジ)》戦争演習を進行すると公表した。 ここには、各行政、公共機関と、48万余名の民間人まで投入されるという。
見過ごす事が出来ないのは、この戦争練習期間、グァム島に前進配置された米帝侵略軍の核戦略爆撃機が、朝鮮半島に展開されるという報道が伝えられている事だ。
一方、傀儡達は、朝鮮侵略先制打撃体系である《キル・チェーン》の構築を大声で叫び、偵察衛星を開発し、独逸提供の対地ミサイル《タウルス》を実戦配置するとか何んとかと、騒ぎ立てていている。
これは、南朝鮮傀儡達が、その誰かの《挑発》を云々して、それに備えるという名目の下に、朝鮮半島の緊張状態を意図的に激化させ、戦争の火種をタッチするため、分別なく狂奔していると云う事を示している。
無謀極まりない軍事的挑発の騒動で、朝鮮半島に、再び核戦争の黒い雲をもたらそうとしている傀儡逆賊輩党に対する、わが軍隊と人民の憤りと、敵に対する撃滅意志は天を突き抜けている。
南朝鮮傀儡の軍事的挑発騒動は、反民族的な北侵略戦争政策の明確な発露だ。南朝鮮の現在の傀儡政権勢力は、事大売国と同族対決を生理とする民族反逆の徒だ。 民族の和解と団結ではなく、対決と戦争だけを追求するパク.クネ輩党の正体は、この者達が、その所謂《信頼プロセス》なるものを、《対北朝鮮政策》として持ち出してくる時、すでに明らかになった。
それは、南北関係を改善しようとするのではなく、核問題を口実に同族間の不信と対決を激化させ、侵略の野望を実現するためのものである。
実際に、《対北朝鮮政策》の目標を、《北の変化》と《核放棄》と定めた傀儡輩党は、その誰かの《核放棄》を誘導することができる道も、《北に引っぱられていく南北関係》を繰り返さない道も、《強力な北朝鮮抑止力》と《完璧な軍事敵対備態勢》にあると公然と吹聴し、戦争挑発騒動に狂奔した。
傀儡らは、《独自的な戦争遂行能力の確保》を口実に、武力増強の策動に熱を上げながら、北侵略戦争の挑発に備えた準備を、本格的に問い詰めた。 傀儡好戦狂たちの中では、その所謂《撃滅》とか、《報復》とか言う類いの、好戦的妄言が絶えることなく飛び出した。
傀儡らが、毎年、米国と共に朝鮮侵略の合同軍事演習を次々と繰り広げ、朝鮮半島の緊張状態を激化させたのも、昨年8月、《地雷の爆発事件》と、ありもしない《北砲弾発射事件》を口実に、核戦争勃発の危険を極度に高めたのも、我が共和国を軍事的に脅かし、武力で傷つける為の犯罪的企図から出発したものだった。
現実は、南朝鮮傀儡らが、南北間の対話と協力ではなく、対決と戦争を悪辣に追求し、侵略的な《対北朝鮮政策》を武力で実現しようと躍起になって暴れているということを見せてくれている。
南朝鮮傀儡の、軍事的挑発の騒動は、北朝鮮への侵略核戦争の導火線に火をつけるための危険千万な妄動である。
外勢と野合し、同族を武力で傷つける事は、パククネ輩党の変わらぬ野望だ。傀儡は《キーリゾルブ》、《鷲》、《乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン》合同軍事演習などを通じて、北侵略作戦計画を不断に検討、完成し、その実行の機会を虎視眈々と狙ってきた。
南朝鮮で、この22日から、直ぐ強行される事となる《乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン》合同軍事演習も、それを物語っている。
朝鮮に対する侵略戦争準備状態を《総体的に点検、改善》する事を基本目的としている、戦時対備実戦演習である《乙支》演習は、《乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン》合同軍事演習の重要な部分となっている。 この練習が敢行されるたびに、傀儡輩党は《乙支安全保障会議》、《乙支国務会議》などを招集して、《徹底した準備》とか、《戦時対備態勢点検》だとか言って、釜山を大騒ぎさせた。
《乙支》の演習では、公務員に緊急招集を皮切りに、その誰かの《挑発》による、期初への対応訓練、傀儡軍部隊に対する軍需会社の兵器緊急保障訓練などが、実戦の雰囲気の中で行われる。 更には、我が共和国に対し、腐りきった《自由民主主義体制》を移植させることを目的とした、《北安定化及び民政移行作戦》訓練まで強行される。
傀儡達が今、その所謂《平壌(ピョンヤン)精密打撃》を云々して、偵察衛星を確保する事と、我が共和国の全地域を打撃できる独逸提供の地ミサイル《タウルス》の導入を急いでいるのも、朝鮮侵略の先制攻撃の体系である《キル・チェーン》の構築策動の一環だ。
日毎、狂気的に強行されている傀儡らの軍事的挑発騒動が、朝鮮半島と北東アジア地域の平和と安定を厳重に脅かし、核戦争勃発の危険を極度にエスカレートさせる事になるだろうと言うのは、火を見るより明らかだ。
それにも拘らず、パク・クネ輩党は、彼らの無分別な軍事的挑発騒動に対して、《北の核、ミサイル脅威》に依る《防御》的処置として正当化し、それにさらに拍車をかけている。
これは、傀儡達が、朝鮮半島の緊張激化と南北関係の破局の責任を、他人になすり付けながら、外勢と野合して朝鮮への侵略戦争の火種に、必ず着火しようとしていると言う事を示している。
今日の重大なな事態を通じて、改めて悟る事となるのは、同族対決と北侵略戦争の挑発に気がおかしくなったパク・クネ輩党を、そのままにしては、我が民族がどの一時も気の休まるが出来ず、朝鮮半島で核戦争の危険も無くならないと言う事だ。
我々は、悪化の一途を辿っている南北関係を改善し、戦争の危険を取り除きために出来る全ての努力を尽くしてきた。
しかし、パク・クネ輩党は、同族が差し伸べる和解の手は振り払い、外勢と共謀結託して、朝鮮への侵略戦争挑発の道に、更に狂ったように疾走している。 米国と傀儡政権こそ朝鮮半島の緊張激化の張本人、平和破壊の主犯である。
傀儡好戦狂達が、米国を背に負って、我が共和国を武力で何とかして見ようとするのは、実に愚かな妄想だ。
南北関係の改善と平和に対する全民族の志向と要求に悪辣に逆行しながら、外勢と共に、反民族的な軍事的挑発騒動に踊り狂っている逆賊輩たちを、無慈悲に踏みつぶしてしまおうということは、わが軍隊と人民の確固たる決心であり、意志である。罪には罰が付き物だ。
傀儡らが朝鮮侵略を狙い、軍事的挑発騒動に狂奔するほど、侵略者たちを容赦なく懲罰する為の、我々の自衛的対応措置は、更に強力に取られることになるだろう。
めくら蛇におじない格で、慌てふためく傀儡好戦狂たちに分け与えられるものは、苦りきった惨敗と羞恥の破滅だけだ。
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