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(朝鮮民主主義人民共和国 ウリミンジョクキリ2016824日付)
http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=ugisa1&no=116152


・22に開始された米韓合同軍事演習は、主権国家への最も侵略的で挑発的な北侵略核戦争演習だ


●膨大な核の脅しによって主権国家の体制崩壊を公然と狙う米韓軍事演習を、世界が黙認する事は許されない

米国と南朝鮮の傀儡好戦狂たちが展開した《乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン》軍事演習騒動で、朝鮮半島に再び戦争の暗雲が立ち込めている。
今回の演習は、軍事的力で生活の基盤をそっくり奪って、私たちの運命である社会主義制度を抹殺し、この地の千万軍民に、植民地の奴隷の悲惨な運命を強要しようとする陰険な策動の直接的発露である。
そうであっても、米国と傀儡達は今回の演習について、《非挑発的性格》とか、《年恒例的であって防御的な訓練》とか何とか言いながら、その侵略性と危険性を隠そうと狡猾に浮かれている。彼らに対する我々の正当で自衛的な警告に対し、《歪曲非難》とか、《遺憾》とか言いながら、むしろ拳を鼻先に突き付けている。実に破廉恥な詭弁であり、盗人猛々しい 。
今回の軍事演習は、決して《防御的訓練》でも、《非挑発的性格》の訓練でもない。 明らかに、攻撃的で挑発的な性格を帯びた侵略的な軍事演習である。 米国と傀儡が、毎年、絶えず繰り広げているすべての軍事演習のように、《乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン》合同軍事演習も、我が国を狙った、北侵戦争演習であり、核の先制打撃演習である。

●米韓軍事演習が目的とする≪作戦計画5015≫は、主権国家に対する核兵器による恐喝と侵略のロードマップである

それは、今回の演習が、《作戦計画5015》によって進められていることを通しても分かることだ。 今回の合同軍事演習は、朝鮮半島有事の際、《連合軍》武力による、不意的な北侵略核先制攻撃能力に熟達し、《戦争の与件醸成》と《主導権確保作戦》、《戦場支配作戦》、《ピョンヤン占領》と《政府統治支援》など、我が共和国を乗っ取るための、段階別侵略計画を実現する事を目的としている。 《作戦計画5015》の核心が、有事の際、《北朝鮮最高首脳部》と《核、ミサイル施設精密打撃》と《ピョンヤン占領》にあるという事も、既に満天下に暴露された。
今、米帝侵略軍の膨大な陸、して、空軍作戦集団が南朝鮮と、その周辺地域に機動展開されて、この北侵略作戦計画を実行する為の万端の戦闘態勢を備えている。
それだけではない。 南朝鮮傀儡中央、及び地方行政機関と、軍需、民間企業の膨大な人的、物的資源が完全な戦時態勢に突入したことを見ても、その侵略的、挑発的性格が、どの境界に立ち至っているかと言う事を如実に実証している。


●主権国家の崩壊と言う悪辣な目標を掲げて膨大な核兵力武力を動員し敢行される軍事演習は、現国際社会の何処にも存在しない

この世の中の、何処にも、この様に悪辣な目標を掲げて、膨大な武力が動員され、敢行される軍事演習は見たことがない。 その規模と強度、適用の手法と実行手段において、前例になく悪辣で、横暴な核戦争演習について、《防御》と《非挑発的》のレッテルを使って提供することこそ、破廉恥の極致だ。
しかし、目をつぶってアウンという式の、そんな詭弁と悪賢い策略に騙される人は何処にもない。米国と傀儡輩党は、そのどんな詭弁で、我々の尊厳と自主権を損ない、我々を力で圧殺しようとする事に目的を置いた、今回の演習の侵略的、挑発的性格を隠す事は出来ない。 わが軍隊と人民は今、米国と朴槿恵(パク・クネ)逆賊輩党の新しい戦争挑発策動を断固として踏みつぶしてしまう滅敵の意志に満ちている。
朝鮮人民軍総参謀部報道官の声明に明らかにされたように核戦争狂信者たちが、我々の神聖な、領土と領海、領空を、少しでも侵害したら、わが軍隊は想像外の強力な懲罰を加えるであろう。
米国と傀儡政権が我々の警告を無視して無謀な戦争練習に拘れば、最も悽絶で悲惨な対価をきっちり払わされることになるだろう。

                                                (訳 柴野貞夫 20168月)

関連サイト

国連による対北制裁は、米国による朝鮮の‘悪魔化’から始まった(韓国・プレシアン 2016年4月25日付)

[論考]「挑発国家−北朝鮮」という言論媒体の決まり文句は、白黒を置き換える欺瞞の極致だ
 (2016年4月13日) 


米韓合同軍事演習を直ちに中止せよ−朝鮮<祖国平和統一委員会 重大報道>に寄せて
(柴野貞夫時事問題研究会 2013年3月24日)


☆482 朝鮮を狙った米国の核兵器は、どれ程のものなのか(労働新聞 2015年2月6日〜12日付)