(民衆闘争報道 韓国<反帝民族民主戦線・救国戦線>“全国民に告ぐ”檄文2017年10月19日)
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[韓国 反帝民族民主戦線の檄文]
韓半島の平和と民族の生命を守るため、挙族的抗戦に総奮起しよう
全国民に告ぐ
韓国 反帝民族民主戦線中央委員会
全国民の皆さん!
今、韓半島の情勢は、まさに一触即発の状況にある。
原子力空母「ロナルド・レーガン」号・強襲団、米海軍が世界最大規模と自慢する核推進潜水艦「ミシガン」、米特殊作戦部隊をはじめとする歴代最大の米戦略資産が総出動した,韓米連合海上訓練が東海と西海で大々的に行われている。
最新のステルス戦闘機「F-22」と戦略爆撃機「B-1B」、核推進空母「セオドア・ルーズベルト」号・強襲団、攻撃型核推進潜水艦「ツーソン」艦、機雷除去艦「チーフ」など、膨大な核戦争武力が「北先制打撃」を狙って、韓半島地域に押し寄せた。
▲米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」//ハンギョレ新聞社
▲10月23日、米軍のB-1BランサーとF15戦闘機が朝鮮半島上空を飛行している
米軍の戦闘機はこの日、DMZの最北端まで飛行し、東海の北方境界線を越えて北上したことが分かった。この写真は米国防総省が公開した/ ドナルド・トランプ米行政府が23日夜、「死の白鳥」と呼ばれるB-1Bランサー数機とF15Cを突然出撃させ、非武装地帯(DMZ)の最北端まで「21世紀に入って最も北朝鮮に近接飛行」した。
韓米両国海軍は16日から20日まで東・西海(黄海)で、連合作戦遂行能力の向上に向けた空母強襲団訓練と合同対特殊戦部隊作戦(MCSOF)訓練を実施した。
▲10月28日、ソウルで、初めてトランプ来韓反対デモが行われた(“韓半島戦争危機の主犯、戦争挑発者米国は、この土地を出て行け!”)
チンピラヤクザ・トランプの口から、北の自衛的な核抑止力強化措置を「挑戦」、「挑発」と罵倒する「 火炎と怒り 」、「
北完全破壊 」、「 嵐の前の静けさ」、「 ただ一つの効果 」 という暴言が、連日飛び出した末に、東・西海で繰り広げている米国の無分別な狂態は、見守るだけではすまない状況に至った。
8000万全民族の、全面的な「絶滅」作戦計画を策定しておいて、核戦争のキノコ雲を立ち上げる野望だけに没頭していた米国が、終に、世界最大の核火薬庫である韓半島に、想像を絶する災難を爆発させようと荒れ狂っている。時々刻々と差し迫っている核戦争の危険の中に、韓半島の平和と民族の運命は生死の岐路に置かれている。
しかし、国民の生命、全民族の運命が、核惨禍の危機に直面したこの時、外勢依存と同族対決で、卑しい立場を支えていく極悪な親米事大売国集団である現当局(ムン・ジェイン政権)の振る舞いはどんなものか。
米国の,対北制裁圧迫の突撃隊、北侵核戦争の使用人として自分から名乗り出て、北を、政治・経済・軍事的に圧殺し、同族の生存権と発展権まですっかり抹殺する為に,血眼になった外勢の調子に合わしている。
現当局は、北の「 絶滅 」 を大騒ぎしたトランプの狂人暴言を、“北の変化の為の力強さ”と賛美しながら、延々70余年の間、外勢によって民族分断の不幸と苦痛を強いられて来た事も足りなくて、祖国の領土に,とてつもない核災禍まで濡れ衣を着せようとする、米国の戦争の導火線に油を注いでいる。
米国と親米好戦勢力が繰り広げた連合訓練の火遊びが、第2の北侵戦争版に、刻一刻と拡張されている険悪な情勢は、全国民の甚だしい覚醒と奮起を促している。
全国民の皆さん!
今、私達国民は、戦争と平和、死と生という選択の岐路に立っている。 韓半島での戦争というものは、即ち核戦争を意味する。この地で核戦争が起これば、苦難に見舞われるのは我が民衆だけだ。
核戦争の惨禍の中、全民族が災いの犠牲になる破滅的運命をどうして許す事が出来るだろうか。哀願と物乞いで、守る事が出来ないものが平和だ。ひとえに、全民衆の強力な闘争だけが、米国とそれに追随する現当局の戦争狂気を踏みつけて、時々刻々と燃えていく核戦争の導火線を、抜いて投げすてることが出来る。この地に命を置いた人であれば誰も、反米反戦、平和守護の愛国聖戦に総奮起しなければならない。
民族の運命と祖国を守るために、政見と信仰、貧富の差を超えて全国民が一つの盾とならなければならない。苛烈な反戦平和守護闘争で、民族の惨禍を招く米国の北侵核戦争挑発狂乱を容赦なく押しつぶしてしまおう!
各界民衆の一致団結した力で、私達の民族を核戦争の惨禍の中追い込もうとする、各種形態の北侵戦争演習を決死阻止粉砕しよう!
“もし戦争が起きても韓半島で起きるので、数千名が死んでもそこで死ぬだけ”と言う、我が民族の大量殺戮妄言を、躊躇うことなく吐き捨てたトランプの嘴を、針金で縫ってしまえ!
韓半島の半分の土地に対する、米国の軍事的強占自体が、即ち戦争の温床であり、サードを始めとする米国の殺人装備は、戦争の導火線に火を付ける起爆剤である。
侵略者米帝を、この地で必ず追い出そう!
キャンドル民心によって政権は変わったが、この地で北侵核戦争を挑発しようとする米国の凶心は、更に露骨化され悪辣になっている。現実は、政権が代わっても、戦争の根源が消えることがないことを証明している。 米国がこの地に存在する限り、親米事大政権の出現は避けられない。私達民衆は、核戦争の災難も免れることができない。
全国民が世紀を置いて積もって宿った、恨みと怒りを爆発させ、米国の軍事的占領と植民地支配を必ず終わらせよう!
米国の核戦争装備の韓半島投入に反対し、排撃する為の決死抗戦に、こぞって立ち上がろう!
核戦争の怪物、サード反対闘争を、米軍撤収、米軍基地撤廃闘争と結びつけて活発に展開していこう!
外勢に命をかけ、米国の北侵戦争騒動の突撃隊として乗り出した現当局(ムンジェイン政権)の事大売国的醜態は、民族の恥辱であり、永遠に流せない罪として容認する事は出来ない。
親米事大と同族対決に血眼になった現当局の無分別な反北対決政策に屈しない為の闘争にこぞって邁進しよう!
外勢の侵略を防ぎ、平和を守るための同族の自衛力強化を「挑発」 と 「 脅威」と罵倒し、戦争の火遊びに狂奔する現当局の腑抜けた行為を命がけで排撃しよう!
私達国民を、さらに悲惨なアメリカの植民地奴隷にする従属同盟、全民族を核戦争の惨禍の中追いこむための戦争同盟である「韓米同盟」を、きっぱりと爆破してしまおう!
全国民は、民族の自主権と尊厳を守り、民族の生存を担保してくれる民族の誇り、民族の力である北の自衛的な核抑止力強化措置を積極的に支持擁護しよう!
民族挙げての反米反戦平和守護闘争で、民族の前に迫ってきた核戦争の危機を打開し、自主と民主、平和と統一の新しい朝を早めよう!
反帝民族民主戦線中央委員会宣伝局
2017年10月19日 ソウル
(訳 柴野貞夫 2017年10月29日)
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