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(対話と対決、平和と戦争策動は絶対に両立できない <わが民族同士> 2018年3月24日付)
http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=ugisa1&no=1149836


         対話と対決、平和と戦争策動は絶対に両立できない

《新作戦計画》は、対話の相手に対する公然たる挑発であり、南北和解と団結の雰囲気に逆行する危険な動きだ。

腹に抱いた刃物を捨てなくては、真の和解と団結を図る事は出来ず、譬えそのどんな合意が遂げられても、一朝に(一晩で)白紙となってしまう事が、曲折多い北・南関係史が見せる深刻な教訓だ。最近、南朝鮮軍部好戦狂が対決悪習を捨てず,引き続き武力増強と軍事的対決策動に熱を上げている。何よりも、北侵作戦計画である「作戦計画5015」と、他の 「新作戦計画」を完成したと騒いでいる。
この「新作戦計画」の概念は、戦争初期において、南朝鮮特殊戦兵力の公衆浸透、海兵隊の海上浸透、ミサイル司令部傘下に新たに創設された打撃旅団のミサイル攻撃などで、我々の指導部と核心戦力を、数時間以内に完全に無力化させる  物だと言う。好戦狂達は、これによって、全面戦初期に、我が全地域を打撃する事が出来ると言う、地上対地上、空中対地上、艦船対地上など2600余基の弾道ミサイルを、数年内に早期確保する方策を検討しているという。
軍部好戦狂達はまた、戦術誘導弾部隊である打撃部隊を新たに作ると騒いでいる。この打撃旅団は、精密誘導装置を装着した新型戦術地上対地上ミサイルと、《玄武》弾道ミサイルで、軍事分界戦北側の150q内に集中配備されている我々の《長射程砲》と、短距離ミサイルを無力化させる任務を遂行させることになると言う。この部隊は、来る10月、南朝鮮陸軍の13野戦軍司令部を統合して、新たに創設する地上作戦司令部に直属される物であると言う。
一方、好戦狂達は、有事の際、我々の主たる軍事施設を、精密打撃する事が出来る長距離空中対地上ミサイル《タウルス》をはじめとする、新たな打撃手段の導入を積極的に推し進めている。 軍部徒党らは、《タウルス》は、対戦上空で発射しても北の核心施設を精密打撃することができる、とか、《タウルス》は北先制攻撃システム《キルチェーン》の核心手段だと騒いでいる。
そのような中で、南朝鮮軍部勢力は3月末、米国で開催されるステルス戦闘機「F-35A」導入記念出庫式に、空軍参謀次長らを派遣しようとしており、「F-35A1号機を3月に米国で出荷受け、来月南朝鮮に持ち込み、2021年までに40台を引き込んで空軍基地に実戦配備する計画だと騒いでいる。 これこそ、米国の戦争使い走り達の分別のない発狂、危険な北侵戦争の準備策動と言わざるを得ない。
これは、対話相手方に対する公然たる挑発であり、折角準備された北南和解と団結の雰囲気に逆行する、危険千万な動きだ。北と南が力を合わせて、現在の和解の雰囲気を継続すべき時に繰り広げている傀儡軍部好戦狂達の軍事的対決策動は、今内外の大きな懸念を醸し出している。
事実、この様な行動は、《対話がある対決》を唱え、北南関係の破局と対決の悪循環を招いた過去の李明博、朴槿恵保守「政権」の無謀な対決妄動と違うところがない。 対話と対決、平和と戦争策動は、両立する事はなく、それは我々には絶対に通じない。腹に抱いた刃物を捨てなくては、真の和解と団結を図る事は出来ず、譬えそのどんな合意が遂げられても、一朝に(一晩で)白紙となってしまう事が、曲折多い北・南関係史が見せる深刻な教訓だ。
最近、我々の主導的で平和愛好的な努力によって、準備された現情勢局面は、内外の支持と歓迎を受けており、全同胞は、これらの流れが継続に繋がる事を願っている。南朝鮮当局者が、今のところは全ての事が、薄氷の上にあると言う声を出しながらも、我々の面前で不純な軍事的対決を追及している事は、うわべは(表向きは)対話と平和を云々するが、腹には別の夢を見ていると言う他に違いはない。その誰もが、我々の善意と寛大さを誤判し、力で我々を試そうとするのは、取り返しのつかない破局と、無慈悲な懲罰を免れない事となるだろう
                                             (訳 柴野貞夫 2018324日)