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(世界の新聞/「朝鮮労働党中央委員会第7期第3回総会」 朝鮮中央通信 2018年4月21日付 )
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金正恩委員長の指導の下に、朝鮮労働党中央委員会第7期第3回総会が行われる

                

【平壌4月21日発朝鮮中央通信】 朝鮮労働党中央委員会第7期第3回総会が20日、平壌で行われた。朝鮮労働党の金正恩委員長が、総会を指導した。総会には、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員と政治局委員、委員候補、党中央委員会委員、委員候補、党中央検査委員会委員が参加した。党中央委員会のメンバーと省・中央機関、道・市・郡、主要工場、機関、企業、協同農場の党・行政の幹部、そして武力機関のメンバーがオブザーバーとして参加した。
総会には、次のような議案が上程された。
.革命発展の新たな高い段階の要求に即して社会主義の建設をより力強く促すためのわが党の課題について
.科学教育事業において革命的転換をもたらすことについて
.組織問題について


金正恩委員長が第1の議案に対する報告を行い、討議された

朝鮮労働党委員長同志は、革命発展の要求と現情勢の下で社会主義建設のより高い段階の目標を達成するための重大な問題を討議して決定するために、党中央委員会第7期第3回総会を行うようになると述べた。
朝鮮労働党委員長同志は、昨年、国家核戦力完成を宣布した後、われわれの主動的な行動と努力によって全般的情勢がわが革命に有利に急変していると述べ、朝鮮半島と地域で緊張緩和と平和に向かう新しい気流が形成され、国際政治構図で劇的な変化が起きていることについて通報した。
国家核戦力の建設という歴史的大業を5年もならない短期間に完璧(かんぺき)に達成した奇跡的勝利は、朝鮮労働党の並進路線の偉大な勝利であると同時に、英雄的朝鮮人民だけが収められる輝かしい勝利であると述べた。
朝鮮労働党委員長同志は、並進路線を貫徹するための全党的、全国家的、全人民的な闘いの中で経済建設においても前進が成し遂げられたことに言及した。
金正恩委員長は、党中央委員会2013年3月総会が提示した経済建設と核戦力建設を並進させるべきだというわが党の戦略的路線が提示した歴史的課題が立派に貫徹されたことを誇り高く宣言した。
わが党の並進路線の勝利が収められることによって平和守護の強力な霊剣をもたらすために困苦欠乏に耐えて刻苦奮闘してきたわが人民の闘争が立派に締めくくられ、われわれの子孫が世界で最も尊厳あり幸せな生活を享受することのできる確固たる保証を持つことになったと述べた。
朝鮮労働党委員長同志は、核開発の全工程が科学的に、順次的に行われ、運搬打撃手段の開発やはり、科学的に行われて核の兵器化の完結が検証された条件の下で、今やわれわれにいかなる核実験と中・長距離、大陸間弾道ロケット試射も不用となり、それによって北部核実験場も自己の使命を果たしたと強調した。
われわれの力をわれわれが求める水準にまで到達させ、わが国家と人民の安全を頼もしく保障できるようになった基礎の上で、人類の共通の念願と志向に合致するように核兵器なき世界の建設に積極的に寄与しようとするわが党の平和愛好的立場について明らかにした。
朝鮮労働党委員長同志は、経済建設と核戦力建設を並進させるべきだという戦略的路線が提示した歴史的課題が立派に遂行された今日、わが党の前には勝利の信念を持って革命の前進速度をより加速化して社会主義偉業の最後の勝利を早めなければならない重大な革命課業が提示されていると述べた。
わが共和国が世界的な政治・思想強国、軍事強国の地位に確固と上がった現段階で全党、全国が社会主義経済建設に総力を集中すること、これがわが党の戦略的路線であると闡明(せんめい)した。
朝鮮労働党委員長同志は、「社会主義経済建設に総力を集中し、朝鮮革命の前進をさらに加速化しよう!」という戦闘的スローガンを高く掲げて革命的な総攻勢、経済建設大進軍を力強く繰り広げていかなければならないと述べた。
新たな戦略的路線を実現するための闘争の当面の目標は、国家経済発展5カ年戦略遂行の期間に全ての工場、企業で生産正常化の轟音をより高く響かせるようにし、田野ごとに豊穣の秋をもたらして全国に人民の笑い声が高らかに響き渡るようにすることであると明らかにした。
展望的には人民経済の主体化、現代化、情報化、科学化を高い水準で実現し、全人民に何うらやむことのない裕福で文化的な生活を与えることであると述べた。
朝鮮労働党委員長同志は、党と国家の全般活動において経済を優先視し、経済発展に国の人的、物的、技術的潜在力を総動員することに関する問題をはじめ、新たな戦略的路線を貫徹するための課題と方途を明らかにした。
全ての部門、全ての単位が自力更生、自給自足のスローガンを高く掲げて科学技術に徹底的に頼って自強力を絶え間なく増大させ、生産的高揚と飛躍を起こしていかなければならないと語った。
朝鮮労働党委員長同志は、経済建設に総力を集中することに関する新たな戦略的路線を貫徹するためには、党組織の役割を画期的に高めなければならないと指摘した。
朝鮮労働党委員長同志は、内閣をはじめ経済指導機関が経済事業の主人としての位置を正しく占めて急速な経済発展を遂げるための作戦と指揮を緻密(ちみつ)に行い、全ての部門、全ての単位が党の経済政策を貫徹するための内閣の統一的な指揮に無条件服従すべきであると述べた。
総会では、第1の議案に対する討論が行われた。朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である崔龍海党副委員長、党中央委員会政治局常務委員会委員である朴奉珠内閣総理、朝鮮人民軍の金正角総政治局長が討論した。


第1の議案に対する決定書が全会一致で採択された

決定書「経済建設と核戦力建設の並進路線の偉大な勝利を宣布することについて」には、次のような決定が明示されている。
@ 党の並進路線を貫徹するための闘争過程に臨界前核実験と地下核実験、核兵器の小型化、軽量化、超大型核兵器と運搬手段開発のための事業を順次的に行って核の兵器化を頼もしく実現したということを厳かに闡明(せんめい)する。
A 主体1072018)年421日から、核実験と大陸間弾道ロケット試射を中止する。核実験の中止を透明性あるものに裏付けるために、朝鮮の北部核実験場を廃棄する。
B 核実験の中止は世界的な核軍縮のための重要な過程であり、朝鮮は核実験の全面中止のための国際的な志向と努力に合流する。
C わが国家に対する核の威嚇や核の挑発がない限り核兵器を絶対に使用しないし、いかなる場合にも核兵器と核技術を移転しない。
D 国の人的・物的資源を総動員して強力な社会主義経済をうち建てて人民の生活を画期的に高めるための闘いに全力を集中する。
E 社会主義経済建設のための有利な国際的環境をつくり、朝鮮半島と世界の平和と安定を守り抜くために周辺国と国際社会との緊密な連携と対話を積極化していく。
決定書「革命発展の新たな高い段階の要求に即して社会主義経済建設に総力を集中することについて」には、次のような決定が明らかにされている。
一、党・国家の全般活動を社会主義経済建設に志向させて全力を集中する。
二、社会主義経済建設に総力を集中するための闘いにおいて党および勤労者団体組織と政権機関、法機関、武力機関の役割を高める。
三、各級党組織と政治機関は党中央委員会第7期第3回総会の決定執行状況を定期的に掌握して総括し、貫徹するようにする。
四、最高人民会議常任委員会と内閣は党中央委員会総会の決定書に提示された課題を貫徹するための法的、行政的、実務的措置を講じる。

総会では、第2の議案が討議された。朝鮮労働党の金正恩委員長が第2の議案に対する報告を行った。
朝鮮労働党委員長同志は、科学教育事業において革命的な転換をもたらすことに言及し、第1の議案で討議した経済建設に総力を集中することに関する問題は科学教育事業の急速な発展を抜きにして考えられないと述べた。
朝鮮労働党委員長同志は、近年、わが党が革命発展のより高い段階の要求に即して科学教育事業をもりたてるための積極的な措置を取って少なからぬ成果を収めたことについてと、科学教育部門で現れている欠点とその原因について分析し、総括した。
朝鮮労働党委員長同志は、「科学によって飛躍し、教育によって未来を保障しよう!」という戦略的スローガンを打ち出して、科学技術強国、人材強国の建設に拍車をかけるうえで提起される課題と方途を明示した。
第2の議案に対する討論を朝鮮労働党中央委員会政治局委員である朴泰成党副委員長、朝鮮労働党中央委員会政治局委員候補である平壌市党委員会の金秀吉委員長、教育委員会の金承斗委員長が行った。
続けて、第2の議案に対する決定書「科学教育事業において革命的転換をもたらすことについて」が採択された。

総会は、第3の議案である組織問題を討議した。
党中央委員会政治局委員を補欠選挙した。金正角氏を党中央委員会政治局委員に補欠選挙した。

党中央委員会委員、委員候補を召還、補欠選挙した。シン・ヨンチョル、孫哲珠、張吉成、金成男の各氏を党中央委員会委員候補から委員に、キム・ジュンソン、キム・チャンソン、チョン・ヨングク、リ・ドゥソンの各氏を党中央委員会委員に補欠選挙した。
リ・ソングォン、ホン・ジョンドゥク、ソク・サンウォン、チャン・ギルリョン、パク・フン、コ・ギチョル、アン・ミョンゴン、コ・ミョンチョル、キム・ソンウク、ホン・マンホ、キム・チョルハ、キム・ヨング、キム・チョルリョン、キム・イルグクの各氏を党中央委員会委員候補に補欠選挙した。
党中央検査委員会委員を召還、補欠選挙した。コ・チョルマン、チェ・ソングンの両氏を党中央検査委員会委員に補欠選挙した。

金正恩委員長が総会で、歴史的な結語を述べた。朝鮮労働党委員長同志は、今回の総会で並進路線の勝利を宣言し、経済建設に総力を集中することに関する路線を打ち出したのはチュチェの社会主義偉業の遂行において歴史的意義を持つ政治的出来事になると語った。
党中央委員会第7期第3回総会の基本精神は、並進路線の偉大な勝利に基づいて自力更生の旗を高く掲げ、わが革命の前進速度をいっそう加速化することによって、第7回党大会が提示した社会主義建設のより高い目標を早めて達成することであると闡明(せんめい)した。
党の新たな革命的路線に貫かれている根本の核、基本原則は自力更生であると強調し、過去と同様、ただ自力更生、堅忍不抜によって繁栄の活路を開き、立派な未来を早めていかなければならないと述べた。
達成すべき闘争目標は、国家経済発展5カ年戦略遂行期間に人民経済の全般を活性化して上昇軌道に確固と引き上げ、ひいては自立的で近代的な社会主義経済、知識経済を立てることであると語った。
朝鮮労働党委員長同志は、党が打ち出した新たな革命的路線を貫徹して社会主義建設のより高い目標を達成するためには科学、教育事業を重視して発展させなければならないと強調した。
朝鮮労働党委員長同志は、党の革命的路線と方針を現実に転変させるには活動家が心構えをしっかりして奮発しなければならず、高い実力を身につけて自分の部門、自分の単位を党が願う高さに引き上げるためにひた走りに走らなければならないと強調した。(了)