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(世界の新聞/ムン・ジェイン訪朝―速報 <その2> 韓国・統一ニュース 2018919日)
http://www.tongilnews.com/news/articleView.html?idxno=126243

     キム・ジョンウン委員長、“朝米間でも、進展した結果を期待する”

南北首脳、労働党本部庁舎で初日に2時間会談

                                  平壌=共同取材団/イ・グァンギル記者


▲ムン・ジェイン大統領とキム・ジョンウン委員長が18日午後、労働党本部庁舎で向かい合って座った。 【写真出処 - 平壌写真共同取材団】  

今年に入って3回目、平壌では、初めて会ったムン・ジェイン大統領とキム・ジョンウン国務委員長が,18日、首脳会談の成功を期待する言葉を交わした。
この日の午後345分、平壌市中区域チャングァン通りにある、朝鮮労働党(労働党)本部庁舎で、ムン大統領と向かい合って座ったキム・ジョンウン委員長は、“ムン大統領様に三回会ったが、私の感情を申し上げれば、‘私たちは、本当に近くなりました。’ということです”と吐露した。
キム委員長は“北南関係だけでなく、ムン大統領が、歴史的な朝米対話、朝米首脳対面のきっかけを見つけて育てていただき・・・朝米間も引き続き進展される結果が出てくると思っているので・・・ ムン大統領が傾けた努力に、もう一度謝意を表する”と述べた。
去る427日と526日、板門店の南北首脳会談が612日、シンガポール、北米サミットに繋がれている過程で、ムン大統領が引き受けた調停、まとめ役の役割を、もう一度期待するという意味で読まれる。
ムン大統領は、“キム・ジョンウン委員長とイ・ソルジュ夫人、平壌市民の熱烈な歓待”に謝意を表した。
“本当に期待以上のおもてなしをして頂いた。  板門店の春が、平壌の秋になった。  5ヶ月に3回会ったが、振り返ってみると、平昌冬季オリンピック、またその前に、キム委員長の新年の辞があり、その新年の挨拶には、キム委員長の大胆な決定があった。  (今までの)このプロセスは、キム委員長の決断によるものであり、新たな時代を開こうと言う、金委員長の決断に謝意を表する。”
ムン大統領は“平壌市内に来てみると、平壌が驚くほど発展していて驚いた。 山にも木が多かった”とし、“困難な条件で、人民の生活を向上させた、キム委員長のリーダーシップに敬意を表し、期待するところが大きい”と褒め称えた。
ムン大統領は続いて、“一方的に、我々が負うべき重さを痛感しており、  8千万同胞に,中秋の贈り物として、豊かな結果を残す会談となる事を願う”と訴えた。  “世界も注視しており、全世界の人にも、平和と繁栄の結実を示したい。”

[写真出処 - 平壌写真共同取材団】  

▲北側労働党副委員長団と握手するムン大統領  【写真出処 - 平壌写真共同取材団】  

これに先立ち、ムン大統領は、午後338分頃、労働党本部庁舎に到着した。 黒い人民服を着用したキム・ジョンウン委員長が握手しながら“ようこそ”と挨拶した。
キム委員長と一緒に、庁舎ロビーに敷かれたレッドカーペットの上を移動したムン大統領は、キム・ヨンチョル、チェ・リョンヘ、パク・グンホ、リ・スヨン、キム・ピョンヘ、オ・スヨン、アン・ジョンス、チェ・フィ党副委員長らと握手した。 両首脳は、ロビーでの記念写真を撮った。 撮影中にムン大統領が、キム委員長に“握手、一度しましょう”と誘う事もした。

 
▲ドア大統領が芳名録を作成した。  【写真 出処- 平壌写真共同取材団】  

 
[写真出処 - 平壌写真共同取材団】  “平和と繁栄へ、民族の心は一つ 2018・9・18、大韓民国 大統領 ムン・ジェイン”


ドア大統領は,ロビーに設置された机の前の椅子に座って、芳名録を作成した。  「平和と繁栄へ民族の心は一つ!  2018.9.18。 大韓民国大統領ムン・ジェイン」と書いた。 右側に立って見守っていたキム委員長は、ムン大統領の芳名録作成が終わると、大きく拍手をした。
両首脳は、階段を通って、歩いて2階の会議場に移動した。 南側取材陣にも、会談の場の入場をしばらく許可した。 南側言論に、労働党本部庁舎が公開されるのは今回が初めてだ。
会談は午後345分に開始された。 南側には、チョン・ウイヨン青瓦台国家安全保障室長、ソ・フン国家情報院長が、北側には、キム・ヨンチョル労働党中央委副委員長、キム・ヨジョン労働党中央委第1副部長が同席した。
初日の会談は2時間後の午後545分に終わった。 両首脳は、平壌市中区駅栄光通りにある平壌大劇場で、三池管弦楽団の芸術公演を観覧した後、チャングァン通りのモクラングァンで歓迎夕食会を一緒にする予定である。
                                                         (訳 柴野貞夫)