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世界の新聞/ 朝鮮民主主義人民共和国 労働新聞 201938日付)
http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=igisa2&no=1168705&pagenum=8

    性根が曲がった島国の輩(やから)は、天罰を免れないだろう

【訳者要約】

●朝鮮半島と地域の平和を話し合う場から締め出された安倍輩は、国際的な制裁緩和の雰囲気が醸成されるや、胸中穏やかならず、“《完全な非核化》が実現する前に、対朝鮮制裁を解除するのは駄目だ”と、甲高い声を上げ、ハノイ会談の妨害に走り回った。
●会談が、以外にも、合意文が無く終ったことについて、世界の200か国の首脳達が心残りと嘆息を漏らした時、唯一日本の反動だけは、まるで待ちかねた様に、喜ばしい知らせだと、拍手を打ちまくった。
●「他人の宴に灰を撒き、隣人の火事でズボンを乾かす」日本の振る舞いは、世界から無視され軽蔑されている。
●国際社会は一様に、ハノイ会談が「合意文」なく終ったことは、米国に責任があると主張しているが、今、各国の鋭い政治アナリストが、今回の第2次朝米首脳会談の結果の後に、日本の≪黒い影≫がちらついていると評しているのは、決して偶然ではない。
●今安倍一味は、恥知らずにもピョンヤンの門を叩いているが、その、邪悪な腹の中にいっぱい詰まった黒い水を、きれいに吐き出さない限り、我々の門が開く事はないだろう。


朝鮮半島の平和と、朝米関係改善を妨害する為に動き回った安倍政権
全世界が、朝鮮半島での平和過程が順調に流れて、朝米関係が一日も早く改善されることを真に願っている。 今回のハノイで行われた第2次朝米首脳会談が正常に行われて良い結実が結ばれることを願ってやまなかった内外は、会談が以外にも、合意文が無く終ったことについて、“米国側に責任がある”と一様に主張し、心残りと嘆息を禁じ得ないでいる。
しかし、唯一日本の反動だけは、まるで待ちかねた様に、喜ばしい知らせにでも接した様に拍手を打ちまくり、憎らしく騒いでいる。分別ある国際社会は、《地球上の200余か国の首班の中で、‘喜びの声’を上げたのは安倍だけ》だと指摘し、度量のない頭の、性根が曲がった政治的一寸法師に呪詛を浴びせている。以前から、今回のハノイ会談を妨害する為に、日本の奴らが騒ぎ立てた悪どい真似(しぐさ)を見ると、我が惑星に、果たしてこんな背教者もいるのかと言う驚愕を禁じ得なくなる。
既に昨年、シンガポール朝米首脳会談が成果を収めるや、大きな棍棒でなぐられた様に、気が動転して動き回り、“終戦宣言をするのは駄目だ、《完全な非核化》が実現する前に、対朝鮮制裁を解除するのは駄目だ”と、甲高い声を上げまくったのが安倍晋三だ。
今回も、滅茶苦茶となった自分の家庭の頭痛の種は棚の上に乗せたまま、もしかして米国が、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル問題にだけ集中し、中距離や短距離ミサイル問題は、ないがしろにしないか、南朝鮮から米軍を撤収する事もあるのではないかと、あらゆる想像をつくして悪夢が現実となるのではないかと、戦々恐々として来た。特に、第2次朝米首脳会談を契機に、国際的な制裁緩和の雰囲気が醸成されるや、胸中穏やかならず、うろうろとして、ここに冷や水をかけ様と騒ぎまくった姿は、実に見苦しいものだった。
安倍輩(やから)らは、政府関係者たちを言論に担ぎ出し、日本は第2次朝米首脳会談で、米国が北朝鮮に対する制裁解除に合意するとしても、対朝鮮支援や経済協力に参加することが出来ないとか、国際機関に日本が出した寄付金を、対朝鮮支援に利用することを絶対に「許可」しないとか言って、‘金の虫けら’の属性を余すところなく示した。
一方,安倍と外相・河野を始めとする日本当局者達は、米国と言う御主人様に、かわるがわる電話を掛け、≪拉致問題≫解決に積極協力してくれ、第2次会談で彼らの≪拉致問題≫解決意思を北朝鮮に伝達してくれと頼むこともした。そして、朝米首脳会談が行われているハノイに、外務省局長・金杉を急派して、米国関係者達に会談と関連した情報を教えてくれ、≪拉致問題≫解決に関心を傾けてくれと、重ねて懇願する見苦しい演出をした。
今回、日本が、彼らに有利な方向に、米国が動くようにする為の≪ロビー工作≫に、人的、物的資源を総動員したと言う、こんなに酷い輩が、また何処にいるだろうか。今、各国の鋭い政治アナリストが、今回の第2次朝米首脳会談の結果の後に、日本の≪黒い影≫がちらついていると評しているのは、決して偶然ではない。
何の為に、招かれざる客である日本が、朝米間に介入して邪魔することが出来ず酷い事になるのか。朝鮮半島と地域の平和を論ずる場に、仲間にはいれず、犬の餌のドングリの様に、押し出されている哀れな境遇(餌入れから弾き飛ばされた様に)を免れて見ようと言う事だ。日本の反動達にとって、第2次朝米首脳会談は、世の中の仲間に入れず、皮膚病に罹った子犬の様に、よろよろする彼らの哀れな境遇を、更に際立てる様に浮き立たせてくれる≪苦しい出来事≫になるだけだ。
このことから、交渉のテーブル自体が、用意されない様にしようと、米国と言う御主人様の耳に,たこが出来るくらい、≪北非核化疑惑説≫と、≪会談無用論≫を吹き込み、ありとあらゆる出しゃばりを尽くした。これは、‘いぼ’が車を妨害したと言うのと同じくらい、無益な事だった。
2次朝米首脳会談が既成事実化されると、今度は、ハノイの交渉テーブルに、≪拉致問題≫と称する、彼らの汚い,凶悪な計画(包み)までせて見ようと、米国と言う御主人のズボンの股間を握り、騒ぎまくった。実に、憎々しい事極まりなく、びんたで張り倒したい、しみったれた輩ではないか。昔から悪い人間ぐらい、孤独な人間は居ないと言う。 天下に、無作法に振舞う日本の反動を,世界が無視し軽蔑するのは、必然的帰結である。自分が苦労して生きていく考えはなく、他人の背中を叩いて肝を抜き取ることが体質化された事から、他人の宴席に灰を撒き、隣家の火事で自分のズボンを乾かし、生きて行くと言う倭国の族属達を、誰が良しとし、隣人と見做すだろうか。
周辺に、不快感と害悪だけを与える日本と言う国が、永遠に隣人となる国が居ない世の中で、孤独の中で生きて行くとして、大陸からぽつんと切り離され、太平洋に撒かれた造物主が賢明だと、世の中の人が口を揃えて言うのは、全く筋が通っている。ノミも面の皮があると言う。しかし、安倍一味は、“今こそ日本が前に出て、足を置かなければならない時”だとし、鉄面皮(恥知らず)にも、ピョンヤンの門を叩いている。見るだけで血が逆流する,その憎たらしい面(つら)を、敢えて何処に突っ込むと言うのか。我々の視野から、その、吐き気がする面構えの,影さえもそらしてはならない。我々を相手にするには、今までに犯した罪が余りにも大きく、米国の冠の紐に過ぎない小人を相手にして、微塵の妥協もない。
日本は、邪悪な腹の中に、いっぱい詰まった黒い水を、きれいに吐き出さない限り、過去罪悪を十分に補償し、軍事大国化の翼を下ろさない限り、我々と交際する夢を見てはならない。いつまでも、蚊帳の外に座り、歴史から消える瞬間を待っていること、これが捨てられた日本の運命である。
                                              (訳 柴野貞夫)

<参考サイト>

☆ 論考/「社会主義・朝鮮の崩壊を妄想し、67年間に亘って核威嚇を繰り返してきた米帝国主義の対北政策の敗北」(柴野貞夫時事問題研究会 20171210日)
http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_jousei_60.html
☆日本は理性的に思考し、身の処し方を考えなければならない(労働新聞 2019年1月30日付)
http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_676.html
第2次朝米首脳会談は米国が相応の措置を出さなければならない時だ(韓国・ミンプラス 2019年1月21日付) 
http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_674.html
朝米協議の障害は、朝鮮半島の非核化に対する、米国の誤った認識にある(朝鮮中央通信 2018年12月20日付)
http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_668.html
☆朝鮮外務省米国研究所・政策研究室長の談話(中央通信 2018年12月16日付)

http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_667.html