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(世界の新聞/ 6月30日 板門店で歴史的な対面 労働新聞 201971日付)
http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=great&subtype=songunload&no=6833

最高指導者キム・ジョンウン同志 が、ドナルド・トランプアメリカ合衆国大統領と板門店で歴史的な対面をされた

 



朝鮮労働党書記であり、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長であり、朝鮮民主主義人民共和国の武力の最高司令官である、わが党と国家、武力の最高指導者 、金正恩同志が 、630日午後、ドナルド・トランプアメリカ合衆国大統領の提案に基づいて、板門店で歴史的な対面を 行なった。
敬愛する 最高指導者同志は、トランプ大統領が629日から30日まで南朝鮮を訪問する機会に、非武装地帯でキム・ジョンウン国務委員長と会いたいという意思を伝えてきたことについて承諾し、板門店南側地域に出向き、トランプ大統領と電撃的に再会した。
トランプ大統領の板門店再会の要請意思が世の中に伝えられた瞬間から、劇的な出来事が成し遂げられた瞬間まで、一日余りの時間の間、全地球村の目と耳が再び朝鮮半島へ集中され、板門店での朝米首脳対面の報に対する関心と期待が、全惑星を熱く熱し、激情と興奮で熱狂した。
30日午後、世界中が注目して見守る中、わが党と国家、武力の最高指導者 、金正恩 同志が 板門閣を出て、ドナルド・トランプアメリカ合衆国大統領と、板門店分離線の前で、歴史的な対面をした。
1953年停戦協定以降、66年ぶりに、朝米両国の最高首脳が分断の象徴であった板門店で、互いに手を取り合って歴史的な握手をする驚くべき現実が繰り広げられた。
最高指導者同志は、トランプ大統領と120余日ぶりに再び会ったことについて喜ばしく挨拶を交わし、大統領を案内して板門店北側地域に歩みを移した。
敬愛する 最高指導者同志とトランプ大統領が、板門店の我が側地域の板門閣前まで来られて、握手する事で、米国現職大統領が史上初めて軍事境界線を越え、我が領土を踏む歴史的な瞬間が記録された。朝米両国の最高首脳達は、歓談を交わし、会談場である板門店南側地域の《自由の家》に向かわれた。敬愛する最高指導者同志を、ムン・ジェイン大統領が《自由の家》の前で迎えた。敬愛する 最高指導者同志は、ムン・ジェイン大統領と挨拶を交わした。
敵対と対決の産物である軍事境界線の非武装地帯で、北南朝鮮と米国の最高首脳達が、分断の線を自由に行き来して出会う歴史的な場面は、全世界を大きな衝撃に包む事となり、長年にわたり、不信と誤解、葛藤と反目の歴史を秘めた板門店で、和解と平和の新しい歴史が始まったことを見せてくれた。
引き続いて、朝米最高首脳の単独歓談と会談が行われた。朝米両国の最高首脳は、朝鮮半島の緊張状態を緩和し、朝米二国間の不快な関係を終わらせ、劇的に転換していくための方途的な問題と、それを解決するに当たり、障害となる相互の懸念事項と関心事的な問題について説明し、全面的理解と共感を示された。
朝米最高首脳は、今後も緊密に連携していき、朝鮮半島の非核化と朝米関係の新たな突破口を開いて行く為の、生産的な対話を再開し、積極的に推進して行く事で合意した。
敬愛する 最高指導者同志は、トランプ大統領との素晴らしい親交関係があったからこそ、たった一日で、今日のような劇的な出会いが成し遂げられたとしながら、今後も、自身とトランプ大統領との良好な関係は、他の人々が予想できない良い結果を継続して作り出すものであり、突き当たる難関と障害を克服する神秘的な力として作用するものだと、おっしゃった
会談では、我が側から、朝鮮労働党中央委員会政治局員であり、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員であり、外相であるリ・ヨンホ同志が、相手側からマイクポムペオ米合衆国国務長官が参席した。朝米両国の最高首脳は、会談の結果に大きな満足の意を表した。
敬愛する 最高指導者同志は、会談が終わった後、トランプ大統領と別れの挨拶を交わした。敬愛する 最高指導者同志を、トランプ大統領とムン・ジェイン大統領が板門店分離線まで出て、暖かく見送られた。
朝米対決と葛藤の象徴として,固くとじられていた板門店分断の門を、大きく広げて、歴史を飛び越える世紀的な出会いを果たした、朝米両最高首脳達の果敢な大勇断は、根強い敵対国家として反目嫉視(はんもくしっし)して来た両国間の、前例のない信頼を創造した驚くべき出来事となる。
                                                        (訳 柴野貞夫)

<以下の写真は、全て朝鮮側から撮った写真である