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(世界の新聞/「時代と歴史の流れに対する挑戦は許されない」 朝鮮中央通信社 2019124日付)

http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=igisa1&no=1183743&pagenum=1

 時代と歴史の流れに対する日本の挑戦を容認する事はできない


過去問題の解決で、現在の国際的流れに逆らう厚顔無恥な日本
世界の多くの国々が、過去に犯した過ちに対し、謝罪と反省をしている。今年に入って、英国がエチオピアに文化遺物を返還し、ドイツがイタリアで敢行したナチス部隊の民間人虐殺蛮行に対して公式謝罪したのであり、先日はフランスが、19世紀にセネガルで略奪した文化財を返還した。これは罪悪の前轍を踏まないと言う、これ等の国の意思の発現であると同時に、過去問題の解決で、国家間の和解と新たな関係発展を図っていく、現在の国際的流れを反映したものである。
しかし、地球上には、それに歩調を合わせるどころか、正反対に向かう厚顔無恥な国家がある。他ならぬ日本である。


日本の過去史は、侵略と戦争・略奪と殺戮で染まった罪悪の歴史
いま日本は、朝鮮人民とアジア諸国の人民、そして人類の前に犯した夥しい罪悪に対する、認定と謝罪、賠償を拒否している。日本の過去史は、侵略と戦争、略奪と殺戮で染まった罪悪の歴史だ。
特に、過去世紀(20世紀)はじめ、朝鮮の国権を強奪し、莫大な天然資源と貴重な文化財宝を略奪し破壊した、島国の罪科は、古今東西に類がない。日本の、文化財略奪行為は、我が国を強占する以前から敢行され、40余年間の植民地フアッショ的支配の期間に、一層本格化した。

ケソン(開城)にあるキョンヒョ(景孝)王陵(高麗31代王の王陵)を爆破し、荷車10余台分の遺物を盗んだのを始め、日帝は朝鮮強占時代に、我が民族が数千年間に亘って創造し保存して来た貴重な遺物を、手当たり次第に日本へ持ち帰ったのであり、持っていけないものは全て破壊した。


時代と歴史の流れに挑戦する愚かな行為をやめ、日本は直ちに過去清算に乗り出すべきだ

今、東京の上野博物館には、《朝鮮統監府》の初代統監であった伊藤博文が略奪した朝鮮文化財が、数百点も陳列されている。東京国立博物館を始めとする大小の博物館と大学、寺院に、陶磁器、金属工芸品、螺鈿(らでん)工芸品、仏像、絵画、図書、活字など、朝鮮の文化遺物が展示、保管されている。個人所有物となったものまですべて合わせれば、数十万点になると言う。
日帝の朝鮮文化略奪行為は、単に、個人による財産略奪ではなく、官権と軍権の総発動の下で、朝鮮民族を完全に抹殺する目的で強行された特大型国家犯罪行為であり、国際法にも徹底的に違反する許す事の出来ない国際犯罪だ。しかし日本は、敗北後70年余の歳月が流れた今日まで、文化遺物強奪を始め、過去に働いた醜悪な蛮行に対する如何なる罪の意識も感じず、それを全面否定し、美化・粉飾している。
それにも満足せず、報復主義的再侵略野望で血をたぎらせ、軍国主義復活策動に凶奔している。日本が、けがらわしい過去を、あくまでも抱かえて責任を回避すればする程、骨身に染みる苦痛と傷を持って生きる我が人民を始めとする人類の、対日敵愾心は倍加されている。日本は、時代と歴史の流れに挑戦する愚かな行為をやめ、直ちに、過去清算に乗り出すべきである。


関連サイト>

☆ 「アジア太平洋の平和繁栄のための国際大会」に於ける、リ・ジョンヒョク副委員長の演説(韓国・ハンギョレ 2018年11月22日付)

http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_664.html

☆ 日本は何故、21世紀の野蛮国家として指弾を受けているのか(労働新聞 2018年12月10日付)

http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_666.html