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(世界の新聞/ 「海外膨張を狙った、危険極まりない小細工」 朝鮮中央通信 20191216日付)

http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=igisa1&no=1184362&pagenum=1


《旭日旗》を掲げた、日本自衛隊の中東派遣は海外膨張を狙った、危険極まりない小細工


●中東地域への《自衛隊》派遣は、《専守防衛》の原則を破り、過去に犯した侵略に対する認定と謝罪を挑戦的に拒否している、危険千万な戦犯国の再侵略政策の発露だ。
●人類に計り知れない不幸と苦痛を浴びせた日本の軍艦と軍用機が、また再び、《旭日旗》をはためかせて、世界の海に乗り出そうとしている。



日本が、海外侵略野望の実現に狂奔している。先日、防衛相の河野は、中東地域に現れて《自衛隊》派遣の《当為性》について力説しながら、地域諸国の支持と理解を物乞いした。いま日本は、中東の海上交通路を通過する日本関連の船舶の安全確保の為に、海上《自衛隊》の艦艇と哨戒機を独自的に派遣するとし、《中東地域の和平と安定のための物》と騒いでいる。
これは、《安全》と《和平》の看板の下で、《自衛隊》の海外進出を定例化し、海外膨張野望を必ず実現しようとする侵略政策の一環である。日本が過去世紀の侵略戦争で蒙った惨敗を挽回する為に、報報復主義的な再侵略策動に没頭して来たのは周知の事実である。

日本の反動達は、自分達の侵略政策の実現において、海外への武力派遣を必須不可欠の要素として主要戦略に押し立てている。この事から、《専守防衛》の原則の制約にも拘らず、久しい前から《自衛隊》の海外出動を合法化する為の法整備策動に拍車をかけて来た。
2015年、《安全保障関連法》が採択、発表される事で、《自衛隊》の活動範囲は、事実上、日本境内を脱し、海外へと大幅に拡大した。今残るのは、日本の武力の進出に対する、国際社会の視角である。
日本は、国連憲章によって敵国に分類された国だ。それも、過去に犯した侵略犯罪に対する認定と謝罪、賠償を、70余年の歳月が過ぎた今日まで、挑戦的に拒否している危険千万な戦犯国である。の様な、身震いする過去を抱かえている再侵略勢力を、ためらわず受け容れる国は何処にもない。

日本反動達が、《自衛隊》を海外に送り出す前に、国際平和に対する《貢献》だの、《対テロ戦》と《海賊掃討》に対する《寄与》などと言って、大袈裟に騒いで来た理由がここにある。欺瞞的な《和平》《安全》云々で、国際社会の対日警戒心を緩め、侵略部隊の海外派遣を定例化、積極化して見ようと言う事だ。
実に危険千万な,猿芝居だと言わざるを得ない。世界の至る所に《自衛隊》を進出させ、一旦有事時には、侵略の先鋒隊として利用しようと言うのが、これを通して狙う日本の真の目的である。
過ぎし世紀に、人類に計り知れない不幸と苦痛を浴びせた日本の軍艦と軍用機が、また再び、《旭日旗》をはためかせて、世界を意のままに奔走している事こそ、驚愕すべき事だと言わざるを得ない。日本が、また再び侵略戦争の道に踏み出すなら、より恐ろしい惨禍が人類の頭上に浴びせられるであろう。国際社会は、島国の軍事的海外進出策動を、鋭く注視している。