(世界の新聞/日本は世界最大の拉致犯罪国という凶悪な姿を、まず払拭すべきだ 2020年12月23日付)
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日本は、世界最大の拉致犯罪国という凶悪な姿を、まず払拭すべきだ
朝鮮中央通信社/論評
先日、日本内閣官房長官の加藤が、東京都で行われた国際討論会で、<拉致問題>について条理に合わぬ事を出鱈目に話した。《全ての拉致被害者の帰国を一日も早く実現する為に、政府も総力を挙げて最大限の努力を続けている。》と力説した。
また、或る会議でも、《拉致問題が、菅政権にあっても最も重要な課題》とか、《拉致被害者の速やかな帰国実現》などと言いながら、《拉致問題を解決し、不幸な過去を清算し、国交正常化を目指していく事》が自分の使命だと言う、身の程知らずの妄言まで叩いた。
拉致問題担当相と言う職分を尽くすために必死になるのか、最近、列島で加藤の棘のある妄言が継続して響き出てくるのを見ると、我々に対する敵対感が骨髄に徹した者であるのが明らかである。再度強調しておくが、日本が喧伝する拉致問題は、既に解決済みの問題である。これを分からないはずがない日本の政治家が、引き続き拉致問題を取りあげ、《国際社会の連帯》を喧伝するのは、国際舞台で我が共和国のイメージを貶め、拉致問題を政治的目的実現に悪用するところに、その汚い下心がある。
拉致問題で、《被害者》の真似をするのは、数百万名の朝鮮人達を強制拉致し、あらゆる精神的肉体的苦痛を浴びせかけた反人倫犯罪を覆い隠し、過去清算を必死に回避しようとする、日本特有の破廉恥性の極致である。拉致問題において、被害者はまさに我々である。歴史が証明するように、日本は歴史上類例を見ない世界最大の戦犯国であり、拉致犯罪国である。
去る世紀、朝鮮を武力で強占し、840万余にもなる無垢のわが人民を拉致、連行し、戦場と中世的な奴隷労働の苦役場へ狩り出し、100余万人の命を奪ったのであり、20万人の女性を、日本軍の性奴隷として蹂躙した日本の過去罪悪は、何を以てしても否定することは出来ない。我が人民に、千秋万代でも拭うことが出来ない特大型の拉致犯罪を犯しておきながら、日本は、間違った過去を誠実に反省し清算する代わりに、罪悪に罪悪だけを上塗りしている。果ては、「特定失踪者問題調査会」の様な、悪名高い反朝鮮謀略団体を押し立て、愚かな《拉致劇》引き続きでっち上げ、行方不明者を《北朝鮮による拉致被害者》に変身させる事も躊躇っていない。
この様な犯罪国家日本が、誰それの拉致問題について喧伝(喧伝)する事こそ言語道断である。実際に国際化すべき問題、必ず解決すべき政治的な問題は、日本の過去清算である。日本は、《拉致問題》なるものを口に乗せる前に、世界最大の拉致犯罪国の兇悪な姿を先ず払拭すべきだ。過去清算に顔を背け、我々に対する敵対行為に東奔西走すればするほど、我が人民の対日敵愾心を倍加する事となるだけだと言う事をはっきりと認識すべきである。
(訳 柴野貞夫)
<関連サイト>
○ 「拉致問題」に対する、柴野貞夫時事問題研究会の<論考>
☆ 「日本政府は<拉致問題>を隠蔽している」(2012年5月20日)
(拉致問題は既に解決済みである事を実証する)
http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_jousei_32.html
☆ 拉致問題の核心である「横田めぐみ・偽遺骨」は日本政府による国家的でっち上げである
(2007年11月19日更新)
http://www.shibano-jijiken.com/NIHON%20O%20MIRU%20JIJITOKUSHU%206.html
○ 「拉致問題」に関する朝鮮言論記事
☆ 440 日朝政府間協議で合意された発表文 (朝鮮中央通信 2014年5月30日付)
http://www.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_440.html
☆ 524 朝・日政府間会談での合意を破棄した日本を糾弾する(朝鮮中央通信 2016年2月12日付)
http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_524.html
☆ 日本の未来は過去清算にある(朝鮮通信 2019年1月16日付)
http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=igisa1&no=1165699&pagenum=1
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