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(世界の新聞/「外務省チェ・ソンヒ(崔善姫)次官 談話」朝鮮中央通信 2018524日付)
http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=igisa3&no=1153105

   [朝鮮民主主義人民共和国外務省チェ・ソンヒ(崔善姫)次官 談話
  米副大統領・ペンスは、その言葉が招く恐ろしい結果について熟考すべきだ

政治的に愚鈍で間抜けなペンス副大統領の発言

21日、米副大統領のペンスは、FOXニュースとのインタビューで、“北朝鮮がリビアの前轍を踏む事になる”だの、“北朝鮮に対する軍事的選択案は排除された事がない”だの、米国が要求するのは、“完全かつ検証可能で、不可逆的な非核化”だの、何だのと出まかせにしゃべって、僭越に振る舞った。対米事業を見る私としては、米副大統領の口から、この様な無知蒙昧な言葉が出たことに驚きを禁じ得ない。
肩書きが、「唯一超大国」の副大統領であるなら、世情も知り、対話の流れと情勢緩和の気流に対しても,或る程度感じてこそ正常と言うものである。たかだか、わずかの設備を設けて撫ぜ回していたリビアと、 核保有国である我が国家を比べる事だけを見ても、彼が、どんなに政治的に愚鈍な間抜けであるかを推測して余りある。


我々はリビアの前轍を踏まない

ホワイトハウスの国家安保補佐官ボルトンに続いて、今回またもや、副大統領のペンスが、我々がリビアの前轍を踏むようになると力説したが、将にリビアの轍を踏まないために、我々は高い代価を払いながら、我々自身を守り、朝鮮半島と地域の平和と安全を守る事の出来る強力で頼もしい力を培ったのである。しかし、この厳然たる現実を未だに悟れず、我々を、悲劇的な末路を歩んだリビアと比較するのを見ると、米国の高位政客らが、我々を余りにも知らないと言う気がする。
彼らの言葉をそのまま言い返すなら、我々も、米国が今まで体験も、想像もできなかったぞっとする悲劇を、味わうようにする事が出来るのだ。ペンスは、自分の相手が誰なのかをはっきり知らずに、無分別な脅迫性発言をする前に、その言葉が招く恐ろしい結果について熟考すべきであった。

私は朝米首脳会談を再考慮する問題を最高指導部に提起する

自分らが先に対話を請託したにもかかわらず、恰も我々が対座しようと頼んだかのように世論を惑わしている底意が何か、果たして米国がここから得られると打算したものが何かについて、知りたいだけである。

我々は、米国に対話を哀願しないし、米国が我々と対座しないと言うなら、敢えて引き止めはしない。
米国が、我々と会談場で会うか、でなければ、核対核の対決場で会うかどうかは、全的に、米国の決心と行動如何に掛かっている。米国が我々の善意を冒涜し、引き続き不法非道に出る場合、私は朝米首脳会談を再考慮する問題を最高指導部に提起するであろう。
                                    (訳 柴野貞夫 2018524日)

<参考サイト

☆ 一方的な核放棄だけを強要するのであれば、我々はそうした対話に興味を持たない (ウリミンゾクキリ 2018年5月16日付)
http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_629.html