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(世界の新聞/朝鮮民主主義人民共和国・朝鮮中央通信 2019年420日付)
http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=igisa3&no=1171046

 崔善姫・第1外務次官が、第3次朝米首脳会談にたいするボルトンの妄言を断罪

(訳者要約)
●第3次朝米首脳会談に対してボルトンは、「核兵器を放棄するための戦略的決定をした」「真の表示が無ければならない」と言い、北側だけに一方的<核放棄>要求している。これは、両首脳の意思に対する没理解から出た発言だ。
●ボルトンがこの様に事理もわきまえず話すならば、米側には良い事はない。

ボルトンの発言は中身のない見栄を張った、ふざけた発言だ
朝鮮民主主義人民共和国外務省第1事務次官・崔善姫(チェ ソンヒ)は、最近、ホワイトハウス国家安保補佐官ボルトンが、第3次朝米首脳会談に対する、中身のない見栄を張った声を並べ立てた事と関連して、20日、朝鮮中央通信社記者が提起した質問に、次のように答えた。
“ボルトン ホワイトハウス国家安保補佐官は17日、ブルームバーグ通信との記者会見で、「北朝鮮が3次首脳会談に先立ち、核兵器を放棄するための戦略的決定をしたと言う、真の表示が無ければならない」とか、「トランプ大統領が言った<大きな取引((ビッグデイール)>について、論議する準備ができていなければならない」とかなどと、中身のない見栄を張ったふざけた発言をした。
元来、我々は、ボルトン補佐官が、いつも、一度も、理性的発言をやってくれると期待した事はないが、しかしそれであっても、ホワイトハウスの国家安保補佐官であれば、両首脳の間に、第3次首脳会談と関連して、どの様な趣旨の対話がやり取りされるのかの程度は把握し、話をすべきであった。
しかしながら、いま、ボルトンのこの発言は、第3次首脳会談と関連した、朝米両首脳の意思に対する没理解から出ているのか。それとも、自分なりに、ユーモア的な感覚を生かそうと言葉にするが外れてしまったのか、いずれにしろ私には魅力なく聞こえ、軽薄に見える。
ボルトンのこの答弁には、米国人たちの発言で一般的に感じる、米国式機智も、論理性も見つける事は難しい。警告しておくが、今後、続けてこの様に、事理もわきまえず話すならば、あなた側には良い事はないだろう。”

(参考サイト)

☆3月15日、崔善姫外務事務次官がピョンヤンでおこなった会見 (韓国・NEWSIS 2019年3月25日付)

http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_684.html

☆リ・ヨンホ(李容浩)外相とチェ・ソンヒ(崔善姫)外務次官が、第2回朝米首脳会談の結果について会見(労働新聞 2019年3月1日付)
http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_681.html