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(民衆闘争報道/「日本のXバンドレーダー基地反対闘争」 韓国・ミンプラス 2018417日付)
http://www.minplus.or.kr/news/articleView.html?idxno=4891


     日本の平和団体、Xバンドレーダー基地工事’反対行動を展開   

[慶北星州サド反対闘争に連帯してきた日本の平和運動団体「京都連絡会」の大湾宗則共同代表が、410日、京都京丹後に進行した在日米軍「Xバンドレーダー基地2期工事」反対闘争を知らせる報告文を送ってきた。 日本の民衆の平和運動に連帯して、読者の理解を助けようとここに紹介する。](編集者)

                                               大湾宗則(日本の平和活動家)


▲平和運動団体の会員たちのデモで封鎖された在日米軍・京都府 京丹後・経が岬通信基地正門[写真:大湾宗則]  

京都府・京丹後市、在日米軍基地前でスローガン叫び、工事車両の進入を阻止した示威行動

410日の朝7時から、京都にある京丹後・経が岬米軍Xバンドレーダー基地の正門前で、スローガンが鳴り響いた。 前日から現地宿泊に準備した「京都連絡会」14人は、10日午前5時に起きて7時に基地横神社に到着した。 旗竿や横断幕を準備してから正門前に。 地元住民組織「憂慮する会」の5人はすでに現地に集まった。 まだ警察機動隊は到着していなかった。我々は、正門前の垂れ幕と旗、拡声器を持って、立て札デモを進行する。
8時になると、警察機動隊が正門の前に到着した。 我々にすぐに正門前を離れて行くように説得し始めたが、我々は断固として拒否。 我々はずっとスローガンを叫んだ。
瀧川共同代表は、“第2期工事で米軍部隊の建物を作ることは、一時的な基地建設ではなく、固定化につながる。 我々は絶対に受け入れる事は出来ない。 防衛省は、第1期工事が開始する前に、これ以上の拡張工事はないと説明したがなんと言う事か。三角地取得と拡張は、住民と我々を欺くことである。
朝鮮半島で南・北、北・米サミット準備まで進められており、東アジアの平和を求める人々が連帯している。 安倍政権は<北朝鮮の笑顔外交にだまされてはいけない、会話には何の意味がない、経済制裁と軍事的圧力を加えろ>としながら、歴史の流れに逆行している。 我々は、基地固定化につながる第2期工事と基地拡張を阻止して、米軍基地を完全に撤退させよう”と訴えた。

  
▲平和運動団体の会員たちが車の出入りを防いでいる。  

「米軍基地建設を憂慮する宇川有志の会」の永井事務局長は“防衛省は工事を開始する前に、住民に説明すると約束した。 ところが、何の説明もないまま、10トントラックが出入りしており、第2期工事は事実上始まったも同じである。 もし、事件・事故が起きた時、果たして誰が責任を負うのか。これ日米地位協定の最前線の現実の姿である。 広く京都や近畿地方の人々に知らせなければならない。 戦争のための基地は必要ないと理解しなければ」と力を込めた。
大湾共同代表は、“我々は今まで、京都にも、沖縄にも、韓国にも、どこにも米軍基地はいらないと訴えてきた。 第2期工事が始まった今日、正門前に集まって、非暴力的に正門を封鎖した。 この団結こそ、我々の力である。 米軍車両が正門に入れず、道路が渋滞している。私たちは、今、第2期工事を阻止している。 東アジアの平和を勝ち取るために沖縄・韓国・亰丹後を接続した国際連帯をさらに拡張しよう”と訴えた。
続けて「基地撤去」の気持ちを込めて救援と演説が続いた。 工事車両が到着しても、絶対に搬入させなかった。 我々と住民の団結力で、警察の介入を防いで、第2期工事を遅滞させることができた。

  
▲警察機動隊がデモ隊を押し出して、車両を出入りさせている。  

結局、正体した米軍車両や建設業者の車両は、警察機動隊の誘導で、正門前を東へ、遠く迂回してようやく入ることが出来た。左側に立っていた一人の女性が「もっと50p右に」と言いながら、警察機動隊と接触した。 すべて緊張感の中で戦った。 より多くの人が来たら、この正門右側も封鎖することができたのにと後悔される。
今まで月に2回、京都から現地訪問活動の時、米軍基地前で抗議行動を進める事はしたが、出入り車両を阻止できなかった。 また、毎年6月、12月、近畿・京丹後総行動時にも、集会が週末や休日であれ、基地建設業者や米軍の車両の出入りはなかった。 今回の410日の行動は、私たちの「京都連絡会」のスローガンである「亰丹後・沖縄・韓国は、そのどこにも米軍基地はいらない」という言葉を実践する日として記録された。

  
▲第2期工事を開始した在日米軍京都京丹後経か岬通信基地。
                                     (訳 柴野貞夫 2018420日)


<関連サイト

☆民衆闘争報道/経ヶ岬・米軍Xバンドレーダー基地反対 9・28全国集会 (2014年9月28日)
http://vpack.shibano-jijiken.com/nihon_o_miru_jijitokusyu_111.html

☆民衆闘争報道/米軍Xバンドレーダー基地建設反対4・20現地集会(2014年4月20日)
http://vpack.shibano-jijiken.com/nihon_o_miru_jijitokusyu_107.html

☆民衆闘争報道/米軍基地(経ヶ岬・米軍Xバンドレダー基地)は、京都にも沖縄にも何処にもいらない (2013年12月15日)
http://www.shibano-jijiken.com/nihon_o_miru_jijitokusyu_102.html

☆541 天文学的な<サード>配備費用、くび木は誰が担ぐのか(ウリミンジョクキリ 2016年7月29日付)
http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekaino_shinbun_541.html

☆539 韓国へのサード配置は、キューバミサイル危機の再現(韓国・統一ニュース 2016年7月15日付)
http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_539.html

☆543 中国・ロシアが厳しく警告する意味を認識しなければならない(韓国・統一ニュース 2016年8月9日付)
http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_543.html