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(世界の新聞/朝鮮民主主義人民共和国 労働新聞 2019130日付)

http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=igisa2&no=1166515

     日本は理性的に思考し身の処し方を考えなければならない

関係改善と制裁は、絶対に両立する事は出来ない。関係改善の基礎が尊重と信頼なら、制裁の基礎は敵対であり対決だ

朝鮮半島に平和に向かった気流が形成されている時に、米国と日本、南朝鮮の保守勢力が、それを大層悔しがり、ひねくれた声を無闇に吐き出している。最近、彼らは,対朝鮮制裁共助(協力)に穴が空いていると、強情を張っているかと思えば、南朝鮮当局が日本と対立を立てながら、米・日・南の(対)朝鮮共助に亀裂を生み出していると不満を噴き出している。
我々と協力事業を再開しようと言う国際的な動きと関連して,対朝鮮制裁決議を無力化するものだと悲鳴を上げている。 要するに彼らの主張は、対朝鮮制裁圧迫共助が崩れているので、どのようにして、それを防がなければならないのかと言うものである。初歩的な判別能力もなく、時代的感覚が鈍い,政治的無能息子の行動としてしか見えない
今、国際舞台では、これ以上、存在名分がない対朝鮮制裁を、解除しなければならないという声が、日が経てばたつほど高まっている。 中国とロシアも、朝鮮が地域の緊張緩和のためにとっている措置に相応して、対朝鮮制裁を撤回しなければならないと強く主張している。 我々の、主動的且つ先制的な努力によって、朝鮮半島と地域の情勢が平和と安定へ転換されていると言うのが、国際社会の評価である。
世界は、朝米両国が、根深い敵対関係に終止符を打ち、新たな関係を確立するのを望んでいる。 それが,朝鮮半島と地域、世界の平和と安定保証に資するものとなるからである。 まさにこのような時に、いまだに古臭い制裁喇叭を吹き鳴らすのは、真昼のフクロウの様に、目の前の現実を正しく見ることが出来ない、時代錯誤的な思考方式に捕らわれた者達の、哀れなもがきに過ぎない。 彼らは、平和ではなく、対決を望んでいる。 非核化が実現されるまで、対朝鮮制裁圧力を継続すべきだと言う者は、一様に朝米関係の改善と朝鮮半島の情勢安定を望まない者達である。
昨年、《世紀的な握手》として、賛嘆と期待を集めたシンガポール朝米首脳対面後、朝米協議が半年の間も空回りし、膠着状態からから抜け出せなかったのは、即ち、荒唐無稽な《先非核化、そのあとで、制裁緩和》と、(米国が)主張したからだ。 関係改善と制裁は、絶対に両立する事は出来ない。関係改善の基礎が尊重と信頼なら、制裁の基礎は敵対であり対決だ
これは,三尺のわらべ(幼い子)にも自明な理智(知恵)である。自力自強で前進する我々には、百年であれ、千年であれ、そのどんな制裁も絶対に通じない。 今まで我々は、常に自力更生の威力で、世界を驚かせる奇跡だけを創造してきた。 敵対勢力の制裁策動が継続され、難関が重なるほど、自力更生の旗幟(きし)を高く掲げて闘争してきたので、我々は勝利だけを刻んで来ることが出来た。
少なからぬ国々が、他人の助けによる経済発展を期待しているが、朝鮮は自力自強で目覚しい発展を遂げている自力更生の精神で、すべてのものを創造し、そのどんな風波にもびくともせずに、引き続き勝利して行く国は、唯一、社会主義朝鮮の他に無い。過去数十年間、裁と封鎖の中で、自強力で前進して来た国、自力更生を自己の発展の原則とする朝鮮を屈服させようとするのは、それこそ誤算であり、愚かな事であると外信が評しているのは、決して偶然ではない。
我々の国は、外部的な支援や、誰かの助けが無くても、幾らでも、我が人民の力と努力で、我々式社会主義の発展の道に沿って、力強く前進して行く事ができる。 反共和国制裁圧迫に固執する敵対勢力に忠告するが、朝鮮の先制的な努力に相応した実践行動を取らなければならないと言う国際社会の要求を注意深く聞き、理性的に思考し行動しなければならない。 新世紀の要求に合った、朝米二国間の新たな関係を確立して、朝鮮半島に恒久的であって強固な平和体制を構築しようとする事は、我々の確固とした立場である。
                                              (訳 柴野貞夫)

<参考サイト>

朝米対話が進捗しないのは、誰が原因なのか (労働新聞 2018年9月18日付)

http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_655.html
対朝鮮制裁・圧迫騒動が共同声明の履行を妨害している(朝鮮中央通信 2018年8月9日付)

http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_645.html
☆575  問題は朝鮮ではなく米国だ (<第4メディア>2017年4月20日付)
http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_575.html
☆594  国連の対朝鮮《安保理制裁決議》の犯罪的真相を暴く (ウリミンゾクキリ 2017年3月16日)

http://vpack.shibano-jijiken.com/sekai_o_miru_sekai_no_shinbun_594.html