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(民衆闘争報道 奈良−沖縄連帯委員会・抗議声明 2016126日)


         <抗議声明> 不当逮捕者全員を即時釈放せよ

 

日本政府・警察権力による沖縄の高江ヘリパッド建設・辺野古新基地建設反対闘争に対する不当弾圧・不当逮捕を糾弾する

                                            (2016122
                                                   奈良−沖縄連帯委員会
                                                       
代表  崎浜 盛喜

 これが「民主国家・日本」の本性なのか。戦前の特高警察と何ら変わりがない。沖縄平和運動センター議長の山城博治氏ら我々の仲間4名が身体を拘束された上いまだ拘留されている。直ちに全員を釈放することを強く要求する。
 「罪名」は「傷害・公務執行妨害・器物破損」さらには本年1月のキャンプ・シュワブ入り口前でのブロック積み上げによる「威力業務妨害罪」まで持ち出したあからさまな不当弾圧・不当逮捕が強行されたのだ。
1年ほど前の「事件」を持ち出し、山城議長等を長期間拘留したのは、明らかに12月20日の「北部訓練場返還式典」を、何が何でも挙行したいとする安倍自民党政権の目的を達成せんが為の計画的かつ謀略的不当逮捕に他ならない。「公正中立」の警察法を無視した暴挙そのものだ。
我々沖縄人と県民は、県知事選挙、名護市長選挙、衆議院議員選挙、本年7月の参議院議員選挙と、あらゆる選挙において、普天間基地即時返還、辺野古新基地建設反対、高江ヘリパッド建設反対の意志を明確に表明してきた。この揺るぎない沖縄の民意を尊重することこそが民主主義ではないのか。

新たな基地建設に賛同する自民党をはじめとした安倍自民党・日本政府には、沖縄から選出された国会議員は一人もいない。
 この沖縄の民意を受けた辺野古・高江の闘いが陸上・海上において繰り広げられてきた。この闘いに対して、日本政府・沖縄防衛局は、警察のみならず、海上保安庁の保安官や巡視艇までも動員して弾圧を強行してきた。そのために肋骨を折られたり、首を絞められたり、海に沈められたり、生命の危険を感じる様な、あらん限りの暴行が白昼堂々と強行されてきた。
 あげくの果てには「ボケ、土人が」「黙れ、シナ人」の屈辱的暴言を浴びせられて来た。 これが日本の警察の本性なのか。
 我々は、改めて強く要求する。

4人の仲間を直ちに釈放せよ!
今後、辺野古・高江の闘いへの弾圧を止め、警察・機動隊はすぐさま撤退せよ!

( 
以 上


<関連サイト>

 

沖縄の米軍属による凶悪事件(20歳女性へのレイプ惨殺)に満腔の怒りをもって抗議する (奈良−沖縄連帯委員会 2016年6月14日)

安倍<沖縄慰霊の日>行事で恥をかく(韓国・ハンギョレ 2016年6月23日付)

☆ 奈良県議会で[沖縄での米軍属による女性死体遺棄事件に関する意見書]を採択 (2016年6月21日)


☆513 米海兵隊の<戦陣配置>は何を狙うのか(労働新聞 2015年10月11日付)


[論考]/日米安保条約と日米地位協定の歴史と、その反民衆的本質(2012年11月1日)


論考]/オスプレイ沖縄配備と、規制なき米軍基地の実態を暴く (2012年10月10日)